[ 金沢便り2011.3月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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3月31日(木) 年度末
 年度末最終日でした。金沢の事務所にいて、打ち合わせやまとめの仕事をさせていただきました。珠洲で活躍してくれていた濱野彩子さんが、明日からは珠洲市のまちづくり支援員ということで退職されますので、それにともなう手続きの確認もいくつかありました。まだまだ積み残した仕事もありますが、早々に片付けて、新たな年度の仕事に着手していきたいものです。珠洲では、立場は変わりますが、濱野さんをサポートしつつ、地域振興を促進する活動を継続できればと思う。一方で、東北の震災復興にどのように関われるか、現在続けている情報集約を進める中で考え続けたいと思います。これまでの震災や自然災害とは異なる発想も必要です。早めに現地を訪ね、知人たちから話をうかがいたいと思う。今日の昼は久しぶりにしん馬でそばをいただきました。しん馬の前庭や隣りの畑にはいろいろな花が咲いており、春を感じさせてくれます。


しん馬の麦とろごはんとそば

3月30日(水) 三陸 海を救う会
 震災からの復興のために、釣り仲間が募金活動を行っておられます。それが三陸 海を救う会です。
「私たち宮城の釣り人は地元の海から恩恵を受け、地元の海で遊び、多くを学びました。そしてオン・オフ問わず多くの仲間ができました。しかし2011年3月11日を境に、僕らの海や街は荒涼と化しました。いつ復旧するとも判断すらつかぬ壊滅的な状況下。釣り人だけが今やれることはなにもありません。ひとりの釣り人として、ひとりの人間として、地域の復興を願う気持ちは皆同じなはずです。願いは同じでも、願うだけではなにも変わりません。ひとりの釣り人として、今から行える事。釣りという趣味を通じて出会った仲間同士が互助、共助しあい 地域の産業や地元復興に貢献する為に何か小さいことからでも、はじめてみませんか。釣り好きな仲間が集まり、地元復興の為に立ち上げたプロジェクト、それが「三陸海を救う会」です。」
能登半島で行う釣りのイベントでも、協力できませんかね。今日は朝から珠洲に出掛け、帰る途中に門前に寄り、手仕事屋で昼をご馳走になりました。制作中の手仕事屋のホームページ


手仕事屋のもりそば

3月29日(火) 地域内連携
 東北で進んでいることは、被災された方々を温泉旅館やホテル等が低料金で受け入れするメニューを設けたり、日帰り入浴サービスを提供するようになっていることです。避難のために、集団で長期的な滞在も可能なようにする仕組みづくりも進んでいるようです。一般の観光客はゴールデンウィークまでは難しいでしょうし、相互にメリットのある仕組みかもしれません。被災された方々も復旧、復興のためには近くにいたいという希望を持っていると想定されますから、近くの温泉地がまとまって受け入れてくださることが理想です。福島原発から逃れたいと思われる方々も本音は近くがよいのではと、・・・。岩手県内の取り組み宮城県内の取り組み山形県内の取り組み福島県の取り組み。朝の便で東京から戻りましたが、きれいに富士山が見えました。


富士山

3月28日(月) エコツーリズムの有効性
 東京で 日本エコツーリズム協会の理事会がありましたので、震災後初めて東京に参りました。今年度と次年度の事業計画、決算、予算について協議しましたが、最後は東日本大震災について、どのように関わりうるかについて議論されました。地域の復興、再生に向けて、エコツーリズムがどのような役割を果たしうるか。地域の方々を巻き込んだ継続的な議論が必要です。復興だけではなく、創造ではないかとも思う。人材も含め地域の資源に新たな価値を創造することではないかと・・・。いろいろな専門家の方々が参加していますので、理事や会員の皆さんの知見やネットワークを最大限引き出し、活かすことを考えたい。議論の後は、いつものイタリアン タパス&タパスに参りましたが、大勢のお客様で安心しました。夜の街はマスクをした人も少なく、震災前と変わらない雰囲気でした。


3月27日(日) ラーメンのぼる
 昼はラーメンのぼる(金沢市玉鉾1-177 TEL 076-200-9397 11:30〜14:30、18:00〜スープが売り切れるまで、火曜定休)に行きました。11時半開店ということでしたので、10分前に並びましたが、開店と同時に満席になりました。ラーメンを食べ終えて、店を出る時には店内外で立っているお客様が10数人いました。何が人気の秘密なのか、よく分かりませんが、すごい吸引力です。当方は京ラーメンを頼みました。注文を受けてから切っている大きなチャーシューが程よい味なのと、めんが自家製面で独特のコシがあることが特徴ですね。家族が注文していた中華そばはさっぱり味でした。車をコープいしかわにとめてよいのが便利です。


のぼるのラーメン

3月26日(土) 能登手仕事屋
 門前の手仕事屋で食談がありました。東京からもお越しいただき、地元の人も参加しての交流ができました。当方は地元の棟梁・浦さんのお話をいろいろうかがえて有意義でした。まんだら村の別荘を建てる仕事を長年されてきていますし、震災前に手仕事屋を改築したり、震災後に建て直したのも浦さんです。改築の際に、筋交いを入れたのは、デザインとして面白いということもあって、取り入れられたそうです。震災の際は、そのおかげで倒壊を免れたと言われ、注目されましたが、最初の発想はそんなところにあったようです。阪神大震災の時も物資と道具をもって駆けつけられたそうです。東北にも、応援にいかれるようです。今後の活躍に期待したいですね。食談の最後の挨拶を星野さんの息子・恵介さんがされましたが、お父さんとは異なるよい味を出したお話でした。こちらも将来が楽しみです。


手仕事屋の海藻料理

3月25日(金) 能登半島地震から4年
 4年前の今日、能登半島地震がありました。今回の東日本大震災に比べれば、地震の規模も被害もささやかなものだったかもしれませんが、能登の住民にとっては大きな痛手でした。直接的な被害の多かった輪島や門前、穴水、志賀町、和倉温泉でも1ケ月ほど休業に追い込まれた旅館もありました。それでもゴールデンウィークまでには、能登有料道路も修復し、和倉温泉のほとんどの旅館も再開、輪島の朝市も普段通りの営業を再開しました。おかげで、能登島の水族館などもゴールデンウィークには大勢のお客様で賑わいました。もちろん、それだけでは、地域振興は弱いと感じたので、エコツアーやヘルスツーリズムなどの開発に取り組んできていますが、こちらはまだ緒についたところという感じです。東北の各地でもそのような動きに早くなれることを期待したいですね。今日は夕方まで珠洲で取材と打ち合わせを行い、 磯の宿瀬戸に泊めていただく。 能登杜氏まつりを続けていただいているので、楽しませていただきました。瀬戸さんは無線LANが設置されているので、メールチェックやホームページの更新も可能で、ビジネス客が多い。焼肉が得意なのですが、蛸島漁港などから仕入れている魚で作った刺身も十分美味しいです。


磯の宿瀬戸でいただた刺身

3月24日(木) 畠山重篤さん
 今回の震災で最初に安否確認をさせていただいたのは、畠山重篤さんでした。昨日のブログリアスの海辺から〜カキじいさんのつぶやき〜で久しぶりにご自身が書かれています。息子さんは津波の中を漁船で海に出ていて、操縦がきかなくなり危ないということで海に飛び込み、相当流された後で救助されたようです。海の男はたいしたものです。しかし、お母様は、老人施設に入っておられて、津波に襲われお亡くなりになられています。養殖施設は壊滅しましたが、再起を誓っておられます。復活を期待しています。金沢まで講演にお越しいただいておきながら、お礼にお邪魔していません。いつの日か、現地にお訪ねしたいと思います。


3月23日(水) まずは復旧を
 震災、津波で被害を受けられた地域では、まだまだ安否確認が続いていますが、そのためにもライフラインの復旧が急がれます。電気、水道、ガスなどが各家庭や工場、商店等に通るようにすること、一方で道路や港湾、線路が修復され物資や人が動けるようにすることです。これが復興活動の一歩です。多くの命が失われていますので、以前と同じような暮らしの復興はありえない家庭や企業が多いかもしれませんが、残された皆さんで、再興していただくしかありません。そのことをどれだけ、まわりからサポートできるか。物心両面でのサポートが必要です。再建・再興は地域内外からの応援があってはじめて可能なことですが、主体はあくまでも当事者です。まわりの人間ができることは、声をかけ励まし続けること、多面的な観点から提案を続けることではないかと思う。能登半島地震の後では、復旧、復興、振興ということをキーワードに議論していましたが、今回の場合は、復旧〜再建・再興〜振興なのだと思う。夜は片町に出掛け、取材を行う。最後は3月から移転した更科藤井(金沢市柿木畠3-3 076-265-6870 営/火〜土11:30〜14:30・17:00〜売切まで、日・祝11:30〜売切まで。休/月曜・祝日の場合営業、翌日休)を訪ね、料理とそばを楽しませていただきました。


更科藤井のだし巻き

3月22日(火) 前を見る
 原発に関する情報については注視していく必要がありますが、震災に関する情報は前向きな情報を拾い集めていきたい。悲しい話は尽きないが、復興に向けて動いていただくためには、前を向いていくしかない。今回のような、大きな災害に見舞われた後では、悲惨な話を集めてみても、未来に向かう力はわき出してこないのではないか。生きている人は生きないといけない、そのための活力は自らが発揮しないことには状況は打開できない。周りはそれを支える活動ができるだけだ。それで、一つひとつの前向きな動きを集めて発信していくことを優先したいと思う。震災に遭われ人たちを少しでもサポートするためには、そのような発想で関わり続けないといけないのではないか。今後、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)関連情報では、そのような情報を集めて参ります。


3月21日(月) 男山本店
 気仙沼の酒蔵・ 男山本店の菅原昭彦社長とは、上山での全国街道交流会議の分科会でご一緒したことがありました。菅原氏がパネリストで高峰がコーディネーター役でした。そんな接点がありましたので、震災以後、安否が気になっていましたが、先日ようやくご無事であることが確認できましたし、本日の河北新報の記事でも、復興に向けて動き始めたことが紹介されていました。登録有形文化財になっていた本店は津波で倒壊したようですが、酒蔵は助かったとのこと。酒造りは可能なようですから、早く商品として出荷していただけるとよいですね。是非買い求めたいものです。


3月20日(日) 地震から10日
 大きな地震が発生してから10日です。被災地からのニュースにも、営業再開したという内容のものが多くなってきています。安否確認と同時に、ガソリンと道路の確保が優先課題ですが、避難所におられる方々にとっては、日々の食料や衣類、薬、おむつ、生理用品、マスク、灯油など生活必需品が足りない事が伝わってきています。そのような物資を速やかに運ぶ為にも、ガソリンと道路の確保は急務です。一方で、原発の押さえ込みが進まないことには、物資も運んでもらえない、復興に向けての活動もできない状況に福島の方々は当面しています。優先課題は明確ですから、着実に活動を進めていただければと思う。こちらから可能なことは進めて参りますが、息の長いサポートが必要ですし、国家としての政策が必要ですね。そのような提案を地域からすべきなのかとも思う。被災地域にあっても、営業再開が可能なところは遠慮なく営業してくださいね。


3月19日(土) 地震・津波・原発・停電
 東日本大震災(東北関東大震災)には4つの被害が含まれます。まずは地震による物理的な被害、これは内陸部まで大きな被害をもたらしています。その次はこの地震のために発生した大津波による沿岸部の壊滅的な被害、そして、地震と津波が複合的に作用して発生した原発事故です。さらに、原発が止まったために発生している関東での停電があります。地震と津波については被害地域はそれぞれ限定されています。そのことをしっかり把握することが必要です。東北のどこまでが壊滅的な被害を受けているのか、自らの力で復旧、復興ができる地域はどこなのか、そして、速やかに営業活動を再開できるのはどこなのか。原発からの放射性物質の拡散による被害は広がりそうですが、それもどの程度なのか。関東での計画停電はどこまで、いつまで続きそうなのかを見極める必要があります。被災地の人々に避難してもらうだけでなく、電気の消費を長期的に抑えるためには、節電を進める一方で、首都圏の企業や人々の地方への移転も考えるべきなのかもしれない。エネルギー源の分散も含め、分散型の社会の構築を目指すべき時なのではと思う。


3月18日(金) 中央からのメッセージ
   島根で活動する知人から、東京にいる国家公務員の方から届いたメッセージが転送されてきました。西日本の方々、特に企業の方々に向けた呼びかけです。全文は西日本の方々、特に企業の方々へに紹介してあります。被災地以外の人々は自粛せず、日常業務や活動を継続し、正当な利益を出し、利益の一部を被災地に提供すること、そのような持続的に回る構造を形成しないと、日本全体がしぼんでしまう。被災地の復興を支援するためには、被災地の産物を積極的に買い、経済的に支えることが重要であることを訴えられています。現段階では、被災地の人々の命を救う活動を最優先ですべきですが、その一方で、被災地以外は産業活動、経済活動をすべきです。物資が不足している現地からの情報、街がひどい被害を受けている映像をみるにつけ、他の地域は被災地の人々ができないであろう生産活動や経済活動をしっかり行い、生産物や利益を提供して支えるということが長期的に必要になります。もちろん、短期的には、物資を届け、生活基盤の復旧を手伝う活動が必要です。被災地においても、全てが津波で壊滅的な被害を受けた訳ではありません。生産活動が可能な地域も多くありますし、経済活動が可能なお店や施設も多いはず。そのようなところは遠慮なく営業を再開してほしいですね。政府が優先してすべきは、原発を押さえ込み、沈静化すること、病気の人々や高齢者が避難所で亡くなることがないよう救急救命活動を徹底的に行うこと(避難指示や命令を出すだけでは駄目です)、さらには、ライフラインの復旧を急ぎ、人々が現地で活動できるようにすることです。


3月17日(木) 現地からのメッセージ
  岩手県遠野市の菊池新一さんから新たなメッセージを頂戴しました。遠野も被災していますが、よりひどい被害を受けている海沿いの地域の支援に動いておられます。その全文は別のページにしてアップしてありますが、現地は基本的な資材がまったく足りません。燃料(移動しサポートするためのガソリン、避難所での暖房用の灯油)、粉ミルク、紙おむつ(小児 老人) 、生理用品、米、男女下着、味噌、しょうゆ 、ゴマ塩(炊き出し用、ローソク 、懐中電灯 、水をあげておられます。このメッセージを多くの人にご紹介いただければと思う。よろしくお願いいたします。


3月16日(水) 中止せず
  日本オイスター協会は、3月23日開催の「オイスターナイト春」を中止せず、チャリティパーティとして開催し、三陸の生産者や地域支援のチャリティーとする主旨で、メッセージを発したい、と発表されています。また、牡蠣を取り寄せて被災地支援者と楽しみ、支援金を集める「一夜限りのチャリティオイスターバー」の開催も提案されています。牡蠣を消費することで牡蠣漁師、販売者の支援を行うという主旨です。このような活動が全国各地で広がることを期待したいし、北陸でも行いましょう。被災地では、営業を再開されているお店もありますし、生活している人々がたくさん住んでいる訳ですから、当り前のことです。被災された飲食店や宿泊施設、観光関係の施設も多くあります。漁業はたしかに大きな被害を受けたことでしょう。海の幸を楽しみにという訳にはそう簡単にはいかないかもしれませんが、地域の観光関係、飲食業、宿泊業の皆さんを少しでも応援するためには、早めに旅行に出掛けられるような状況を作ることです。避難所に満足な食料や燃料も届いていない状態ですから、まだまだ難しいでしょうが、「国家の持てる力を総動員して、被災者を救う」と言われていた言葉を忠実に実行していただければ、十分可能ではないでしょうか。行方不明者をさがし、避難しておられる方々を支えられないはずはありません。


3月15日(火) 安否確認
  昨日から今日にわたって続けていた安否情報の確認方法についてのやりとりの後、知人は安否を確認できたそうです。安否情報は確実に更新され、整理された情報がサイトにアップされるようになっています。googleのPerson Finder (消息情報)は最も多くの人々の情報がデータベース化されています。それ以外でも当方が把握できたのは次のようなサイトです。岩手県(避難者名簿)、岩手放送(IBC安否情報市町村別)、赤十字国際委員会(安否確認)(氏名リスト有り)、河北新報(避難情報)(避難所ごとの情報掲載)、岩手日報(避難情報)(岩手県内の避難所ごとの情報)、Google 避難所の名簿写真公開です。その他にもあると思われます。さらに、NTT東日本NTTドコモソフトバンクauウィルコムなどが提供している伝言サービスもあります。ちなみに知人はauの伝言サービスで安否が確認できたとのこと。現段階では、救急救命と安否確認が最優先されるべきことですし、原発の押さえ込みと被害を避ける活動が優先されます。しばらくはことの推移を見守るしかない面もありますが、遠方にいながらできることを考えていきたいですね。被災地から遠く離れた地域で5月に行われる予定の事業の中止を決めたとメールをいただきましたが、どうかと思う。少し推移を見守るべきだし、自粛ムードばかりが広がることは避けたいところです。生産活動、経済活動を継続しないことには、支援もできなくなりますね。被災地以外は粛々と活動を続けることだし、被災された地域においても、再開が可能な店や企業は営業を再開すべきです。日常の営業活動を続ける中で、地域の復興や振興を図ることこそ重要です。それが、持続可能な地域を再生する道ではないか。


3月14日(月) 東北の知人情報
  以前、金沢に講演のためにお越しいただいたことのある「森は海の恋人」の畠山重篤さんは、無事避難されています。googleのPerson Finder (消息情報)で確認することができました。お嬢様が現状をコメントされていましたので、たしかだと思われます。仙台の志賀秀一さんとは本日、ようやく電話連絡がつきました。被災はひどかったようですが、お元気そうでした。スタッフの島谷さんも家は相当痛んでいるようですが、ご当人は無事のようです。それでも、これまで車で寝ていたと話されていました。避難所等にいらっしゃる方々の情報は、Google 避難所の名簿写真公開にもあります。避難されている方々の名簿を写真にとってアップされたものが見られます。


3月13日(日) 地震後
 時々刻々とニュースで流れる情報は悪くなっています。正確な状況の把握に努めたいと思いますが、遠方にいる人間ができることは限られます。まずは、当面している仕事をしっかりして、支援にまわれるようにしたいですね。ネット等で集めたことをサイトにまとめていますが、現地からの発信が少ないことが気になります。そのような状況にないのはたしかでしょうが、ブログなどが10日や11日の日付で止まっている方も多いです。地元新聞社の記事やボランティアで現地に入った方々のブログ等を読みながら地域の人々の状況を想像するしかありませんね。


3月12日(土) 志津川町
 2002年の8月末、「第17回地域づくり団体全国研修交流会宮城大会」に参加して、分科会のために訪れたのが志津川町です。さんさん館という学校を改装してつくられた交流のための宿泊施設での交流会が行われ、宿泊もさせていただきました。翌日は、漁船に乗せていただき、刺し網漁を体験させていただき、網にかかったウニと養殖されていたホタテをご馳走になりました。昼食は農漁家レストラン慶明丸というお店で魚づくしをご馳走になりました。そんな懐かしく楽しい体験をさせていただいた志津川町は、今回の震災で壊滅的な被害を受けた南三陸町です。あの時、御世話になった皆さんが生きておられることを願うばかりです。


3月11日(金) 東北地方太平洋沖地震
 また、東北地方で大きな地震が発生しました。岩手・宮城内陸地震でも大きな被害があった栗原市が震度7でした。大きな被害は岩手から福島の海沿いでひどいようですが、他の情報は出てきていません。どのようなことになっているのか、テレビ等の情報からはうかがい知れません。東北の知人たちの無事を祈るばかりです。ご無事な方々の自らの発信を期待しています。ささやかな活動として、東北地方太平洋沖地震関連情報を作成していきます。


3月10日(木) 田崎荘
 朝早くの便で東京をたち小松へ。手荷物検査場には長い列ができていましたが、出発1時間前には着いていたので、余裕でした。午前はかほく市で羽田光月堂さんの相談に乗り、珠洲へ向かう。珠洲では、わくわく広場で打ち合わせの後、ヘルスツーリズムについてのミーティングに参加。夢のと2号館での能登杜氏の酒の販売実験の様子も見に行った後、能登杜氏まつりに参加いただいている田崎荘さんへ。能登杜氏の酒を置いていただいていますので、いろいろ試させていただきました。地元の宗玄出身の山岸昭治さんが杜氏をされている「わかさ富士」、榊谷和生さんが杜氏をされている藤居本家酒造場の「滋賀渡船六号」、馬渡出身の中倉恒政さんが杜氏をされている福井弥平商店(滋賀)の「萩の露」、柏原出身の道高良造さんが杜氏をされている松井酒造の「神蔵」を取りそろえておられました。もちろん、地元の「宗玄」も常備されています。一緒に泊まられたお客様とともに楽しませていただきました。


くじらの刺身

あんこう鍋

能登杜氏の酒

3月9日(水) 麹町ワールドスタジオ
 ネット番組収録のために東京にやってきました。 麹町ワールドスタジオというタイトルでインターネットで発信されています。リアルタイムで放送されると同時に、データが蓄積されていますので、都合のよい時に視聴可能です。絶対数は限られていますが、リアルタイムでコメントをくださる視聴者もいらっしゃいました。番組のパーソナリティは 小林寛子さん。日本エコツーリズム協会の理事を一緒にさせていただいているので、出演の機会をいただきました。番組の後半では、宮崎で新燃岳の火山噴火からの復興を促進するための活動をされている 西本さんが出演されました。フェイスブックを通じて、募金活動をされています。先般作成した 「霧島・新燃岳関連情報」でも地域からの発信が少ない印象でしたので、今後の活躍に期待したいですし、やはり、宮崎に遊びに行くことが、一番の復興支援であることを最後に言われていました。


3月8日(火) 一川商店
 今日の午後は美川の一川商店さんの取材に行く。通称「大正通り」と呼ばれる中心商店街に店はあります。美川の駅前から海に向かって走る太い通りから一本、手取川寄りにある昔ながらの細い通りですが、道路もきれいになっていて、名前の通り古いイメージの商店街になっています。一川さんのところが本格的な味噌屋になられたのは新しいとのことだが、昔は美川に3軒も味噌屋があったが醤油屋さんは無かったとのこと。多くの味噌屋さんと同じく糀の製造販売もされており、年間を通じて糀はつくられています。かぶら寿し用の糀を加工したものも昨年初めて作られたそうです。近代的な加工設備と古い木樽が並ぶ味噌蔵が共存する店です。大きな室で作られている糀は、もっといろんな活用方法を一般の生活者に提案し、広められると良いですね。健康に良いと言われる醗酵食を日々の暮らしに活かすことを促進し、お客様とお店がともに元気になるようにしていただければと思う。


昔ながらの糀づくり

大きな木樽

代表的な味噌商品

3月7日(月) 舟田商店
 金沢にいたので、昼はしん馬でもりそばと麦とろごはんをいただきました。窓の外のサンシュユが咲き始めており、春を感じさせてくれていました。午後、津幡の舟田商店に取材に行く。石川県味噌工業協同組合の事業で、組合員さんを紹介するホームページを作成するためです。ホームページを独自に作成して積極的に情報発信しているところから、何も作っていない会社まで、さまざまです。組合活動の基本は組合員さんの商売につながる活動をすることでしょうから、組合のホームページで個々の組合員さんを紹介し、お客様が維持されたり、増えることを促進することがねらいです。舟田さんは150年ほど続く老舗の味噌屋です。津幡は能登と加賀、加賀と越中とをつなぐ宿場町として機能し、物資が集まる拠点でもあったようです。舟田さんの店は今も米屋をされていますが、江戸時代から続いており、店のすぐ裏手には津幡川が流れていて、舟で米を運んでいたことが想像されます。店の奥には、味噌を仕込む木樽が並び、夏場は冷蔵庫として機能するようになっています。献上味噌も商品として持っておられます。昭和天皇が加賀屋に泊まられた際に、献上されたそうです。糀の製造から味噌づくり、そして原料となる米も扱っておられ、一環した商売をされています。旧道に面した店は昔ながらの造りを保っており、よい雰囲気です。昔は量り売りでしたが、県内でも最初に袋に詰めて味噌を販売したそうです。老舗を守りつつ、新たなことにも取り組み、バランスのよい経営をされていますね。


舟田商店の店構え

大きな木樽

献上味噌と無添加味噌

3月6日(日) 門前そばの市
 能登ふるさと博の最後のイベントと位置づけられている門前そばの市に行ってきました。10時過ぎには門前に着き、様子を見て回る。総持寺通りの駐車場に設けられたステージでは太鼓のグループの演奏が行われ、大勢の人だかりができていました。通りには多くのテントが張られ、門前そばを中心に、新潟と福井からもそばの出店がありました。その他にもいろいろな食べものの販売もあり、テント一張り分の休憩コーナーがあちこちに設けられているのが良かったですね。晴天に恵まれたので、膳の里交流館前の広場やステージ前の広場にも椅子とテーブルがたくさん並べられていました。総持寺に参拝に来られるお客様も多くみうけられました。11時には手仕事屋でそばをいただきましたが、12時過ぎには、大勢のお客様でした。年に何度かは賑わいを見せる能登の各地のお祭りやイベントの時と同じで、その時は楽しくなるのですが、それ以外の時期をいかに過ごすかが問題ですね。きめ細かくいろいろな事業を企画実行していくことが必要でしょうし、それぞれのお店でお客様に楽しんでいただけるような仕掛けづくりが大事です。


ステージでの太鼓演奏と見物客

そば打ちを実演する福井からの出店者

大勢の人で賑わう総持寺通り

3月5日(土) 地域振興は可能か
 人口減少、高齢化が進む地域で、地域の将来をしっかり描き、いかに具体化に向けて活動を展開できるか。地域づくりとか、地域活性化というキーワードでの事業や活動に取り組んできたが、その成果はどの程度のものであったか、真に評価をしてみる必要があるし、どこに可能性があるかを明確にしないといけない。実現不可能なテーマに取り組んでいるのではないかと感じることもある。一番の可能性を感じるのは、地域の中で活躍する人たち、特に若い人が存在することだ。地域の未来は、現在から将来にわたる担い手の存在にかかっていると言える。従って、あらゆる産業ジャンルにおいて、積極的な人材誘致をすすめることが優先されるべきではないかと思う。農林水産業から製造業、建設業、商業、観光業、新たなサービス業、・・・、それぞれに可能性はあるが、その担い手が問題だ。


3月4日(金) 人工林比率
 日本は国土の67%が森林で、森林の4割が人工林と言われています。奥能登は人工林の比率が高く5割を超えているとうかがっています。山がなだらかで、植林しやすかったからでしょうし、人口の絶対数が少なく、農地や宅地等として開発する必要も少なかったから、森林として残ったという面もあるでしょう。産業が少ないと仕事づくりとして、植林を奨励した面もあるかもしれません。いずれにしろ、人工林が多いのはたしかで、これをいかに保全活用するかが、地域にとって大きな課題です。戦後植林された木は30年〜50年近くに育ってきています。今必要なことは、これらの人工林を枝打ち間伐し大きな木に育てることで付加価値を高め、持続可能な森林・林業経営を目指すこと、枝打ち間伐した資源を有効に活用する方策をしっかり構築していくことです。さらに、フィトンチッドが多く発散されている針葉樹のある森を歩き、過ごすことで、森林療法的な活用も進められればと思う。そのような取り組みは各地で行われていますが、多くの事例と知を有効に活用し、森林・林業の先端を拓くことを目指すべきですね。


3月3日(木) かき食談
 朝から能登町に出かけ、相談事業を1件こなし、昼食を宇出津漁港のそばのゆきちゃん(能登町字宇出津ク-178-2 TEL 0768-62-0179)でいただきました。目の前の漁港に水揚げされた魚で作った刺身定食をご馳走になりました。盛り込まれている魚の種類が豊富です。小鉢等もついて980円でした。人気のお店のようで、次から次とお客様がお越しでした。午後は門前の手仕事屋に移動し、ホームページの打合せ。ふきのとう味噌を作られる様子を拝見できました。田んぼには雪が残っているところもありますが雪がとけた土手にはふきのとうがみられるようになっており、確実に春になっていますね。夜は穴水のかき浜さんでかき食談でした。進行役で参加しましたが、かき養殖についての詳しいお話と参加者のかきの食べ方を一通りうかがえて勉強になりました。養殖の過程で意外だったのは、真夏の晴天の日に、3、4時間、かきを水からあげる作業を繰り返すことです。かきをきたえるようですが、弱い個体を削除する意味もありそうです。自ら手間ひまかけて育てた2年半もののかきをかき浜さんでは提供されています。自家養殖の強みと、環境の良さは抜群です。さらに価値を高めるために、かきに関わっている皆さんで、穴水湾にそそぐ川の流域にある森の保全活動を行っていただきたいことを、最後に提案させていただきました。おいしい牡蠣は森づくりから!です。


ゆきちゃんの刺身定食

かき浜のかき

かきの治部煮

3月2日(水) 能登杜氏まつり
 午後から珠洲に出掛けた。商工会議所に寄った後、夢のと2号館を訪ねる。能登杜氏まつりの一環で能登杜氏の酒の試飲をしていただいているが、少しづつお客様もお越しのようだ。能登杜氏の酒を買い求めるお客様もいらっしゃるようです。地元の宿泊施設や飲食店からの注文もあるとのこと。ビーチホテルでは、独自の能登杜氏まつりを行っておられます。ホームページのトップでも紹介中です。このような取り組みを期待したいですね。この企画は能登杜氏の酒を以前からお出しになっている酒肴まつうらさんや和風グリル瀬戸・磯の宿せとさんなどがあるので、企画しました。新たに取り組んでいただいている店や宿もありますので、広がることを期待しています。さらに市内の酒販店さんにも広がってほしい。今回、参画いただいている飲食店やお宿は、酒肴まつうらろばた焼あさい灯りの宿まつだ荘民宿山中荘寿司一和風グリル瀬戸・磯の宿せと珠洲ビーチホテル料理民宿田崎荘さんです。もちろん、地元の櫻田酒造さんや宗玄酒造さんも能登杜氏の酒ですから、地酒も是非味わっていただきたいですね。


パネルで能登杜氏を紹介

720mlのボトル売りも可能

有料での試飲リスト

3月1日(火) 年度末
 6時半にはホテルを出て羽田に向かう。さすがに朝早いと電車も空いています。品川からは座って行けました。手荷物検査場でも並ぶことなくスムーズでした。搭乗便まで1時間ほどあったので、パソコンで仕事をさせていただきました。早く出発したおかげで10時には金沢に戻ることができました。3月に入り、さすがに会議等の予定は少なくなりましたので、制作すべきものや報告書をまとめていきたい。年度末にすべきことはまだまだたくさん残っていますが、少しでも早く片付け、次年度の準備をしたいものです。昨日買ってきた本も早めに読まないといけませんね。


以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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