[ 金沢便り2月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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2月28日(水)
午前中、県庁で「ITアクションプラン」についての打ち合わせ。プランはそれを提案した人間でないとディテールが分からないもの。産業創出支援機構の金平さんに同席いただいて正解であった。夕方、八尾にお邪魔する。商工会の中村事務局長と今後のTMOについて意見交換を行なう。従来のまちづくりの延長上にTMOがあり、地域の中に積極的に取り組む主体が出てくれば、その方やグループを支援することがTMOの役割なのかもしれない。そのような主体開発や新たなコンセプトを創造するための場を作ることだ。その後、桂樹舍に吉田桂介氏を訪ねる。昨年の「坂のまちアート」の図録をお預かりする。おわらの時以外の八尾の魅力を発信するためのツールとして活用させていただく。売るおつもりはないと言われたが、個人的にはいいお土産になるように思う。
2月27日(火)
朝一で福井に行く。周年事業のミーティングであるが、来春に向けてスケジュールを確認、新年度からは具体的な活動に入れそうである。午後は環境教育のワーキングに参加。先生方も積極的に発言して下さったので、課題が見えてきた。よりイメージが膨らむようなプログラム案を作りましょう。夜、千葉大の森さんからメールが届く。能登でのインターン実施に向けて、彼が中心メンバーとなって動くとのこと。由布院でお会いしているので、話がはやそうだ。
2月26日(月)
朝から城端で青年部のメンバーとTMOの件についてミーティング。ようやく、事業の意味がご理解いただけたようである。基本はどのような事業を行なうかを明らかにすること。それによって、作る組織もスタッフもちがってくるであろう。新たな建物を作るのであれば、株式会社が必要になるが、ソフトな事業を行なうのであれば、有限会社かNPOでよいかもしれない。そのようなことを決めるためにも、中心市街地で若い衆が何をやりたいのかを検討していただくようにお願いする。昼は、中心市街地の一角に1週間前にオープンしたばかりの「まねき」といお店で定食を御馳走になる。古い建物の柱を活かして大幅に作り替えた店です。

食事処「まねき」
2月25日(日)
朝早くに起きて、じんのび温泉につかる。雪がちらつき、風情のある朝風呂であった。小鳥のさえずりも聞こえ、心地よい。朝食をいただいた後、内浦町の「不動寺公民館まつり」の記念講演に行く。ここでも、体験交流型のメニュー開発を提案。高齢者の皆さんにも田んぼの畦道を歩くことをおすすめする。6月には蛍を楽しむ夕べを催してほしいものである。公民館長が若い女性に変わっていたのに驚く。珍しいことである。
2月24日(土)
午後、門前のビューサンセットで「奥能登に未来はあるか」というテーマで応用工学研究所の広沢先生、プランニングジャパンビジネスの杉谷さんと鼎談を行なう。能登空港ネットワーク協議会の例会であったが一般の方々に公開して行なったので参加者は45名程であった。今回は最初から辛口の話をさせていただいた。エコツーリズムのメニュー開発やお客様を受け入れるための仕組みづくりにもっと手間をかけるべきであることを訴える。

鼎談の様子
2月23日(金)
午後、曽々木観光協会の皆さんとの勉強会。エコツーリズムのこと、インターネットのホームページの作成、そして、海藻まつりのことについて話し合う。3月18日の海藻まつりは面白そうである。おみやげにいただいた海藻を味噌汁に入れていただいたが、美味しかった。民宿のみなさんを紹介したホームページを早速作っていただきましょう。ブナ林もあるので、散策を楽しめそうですし、千体地蔵もガイドつきで見に行くとちがう感動があるのではないか。
2月22日(木)
午前中は石川の森づくりの実行委員会に参加。21世紀の森づくりをどうするかを議論すべきなのだが、どうもまとまっていない。今回は3月に行なう森づくり活動と4月に予定している「植栽樹種100選」の出版記念パーティの相談で終る。3月24日は金沢大学の角間キャンパスで除閥体験を、25日は高松の運動公園周辺で植樹を行ないます。午後、環境教育のプログラム案を出来たところまで教育委員会に送信する。午後は産業創出支援機構でオフィス研究会に参加。新たな研究のフレームが見えてくる。産学官連携で行なう新たな事業開発のモデルをつくりたい。夜は石引商店街の役員会に出席し、商店街の将来展望を明確にするための議論を重ねてゆきたい旨を説明。学生の町、病院前の町、利家とまつの町、いろいろイメージはあるが、どのような日常的な商売を考えていかれるのであろうか。基本は主体の意志にかかっている。それを明確にするために議論が必要なのです。
2月21日(水)
朝6時半に金沢に着く。事務所に行き、しばし休憩。10時からの「環境教育懇話会」の準備を行なう。今回の懇話会はまだまだ検討すべきポイントは残ったが議論は充実していた。昼は藤八で今日も「ひやしよもぎめん」をいただく。20年ぶりに乗った寝台車で、睡眠不足は否めず、頭が働かない。7時過ぎには帰る。
2月20日(火)
午後の飛行機で東京へ。早めに着いたので、一旦「のとだらぼち」に寄り、3月の「あいに行く旅」について説明。八重洲ブックセンターで森岡正博の本を買った後、JTBの小林さんに「八尾風便り」を届け、撮影のデイレクションに行く。8時半には終ったので、再度「のとだらぼち」に行く。富来町の人や、東京工大の大川さんの友人に出会う。11時過ぎ上野発の寝台特急「北陸」で帰る。
2月19日(月)
午後一番に小松で明日の東京での撮影のための打ち合わせを行なう。そのため、小松の8号線沿いにある喜多方ラーメンで昼をいただく。午後は環境教育のプログラムをいくつかまとめる。3月15日に鳥越村で行なう「地域づくり談議」の案内も作成し、地方課にメールで送る。確認がとれたら、このホームページでも詳しく紹介いたします。そば打ちをして、そばをいただこうという企画です。八尾未来フォーラムに参加された方からメールを頂戴する。このページをご覧になられて、それなりに面白かったと励ましていただく。ありがとうございます。次の機会はより触発的な議論ができるようにしたい。
2月18日(日)
朝、北吉で朝食をいただき、帰ろうとして、靴がなかったおかげで、しらいみちよさんとお話が出来てよかった。秋には八尾で桜を植えられるそうである。9時半過ぎには松任に着き、最初に「中川一政記念美術館」に行く。久しぶりであるが、中川一政は魅力的だ。絵も書も文章も面白い。「大器晩成」という作品は生きた鯛が描かれていて本当に味がある。その後、2時間ほどかけて「松任アートフォーラムin千代尼通り」の作品を見て回る。一番面白かったのは、ミヤムラで利き酒に挑戦したこと。「地酒インストラクター認定証」をいただく。午後3時からはアートフォーラムがあり、基調講演の後のパネルディスカッションのコーディネーターをつとめる。パネリストが5人もおられて不安であったが、それぞれ、ポイントをついたお話をしていただけたので、パネルとしては盛り上がる。今後も、アートとは何かを問い続けていただきたいものだ。

地酒とワイン ミヤムラ
2月17日(土)
八尾未来フォーラムに参加。参加いただいた方々には申しわけなかったのですが、フォーラムのコーディネートはうまくいかなかった。コーディネーターとしての私の準備不足は否めない。パネリストの個性が良くつかめきれず、流れを最後まで作れなかった感じです。個々には面白いお話をしていただいたのだが、それをうまくつなぐことが出来ませんでした。大いに反省です。夜の食談議は「山した」さんに出たが、21名で面白いお話ができて良かった。
2月16日(金)
昼は有松の藤七で「ひやしよもぎめん」を食べる。この店で一番のお勧めメニューだ。乾麺を茹でて作られているようなので、他のメニューに比べると時間がかかるがとろろと一緒に食べるよもぎめんは美味しい。夕方から県庁でITについての打ち合わせを行なうが、途中で退席、その足で城端に向う。県境から雪で城端は真っ白であった。TMOのどうにも盛り上がらない議論に参加。それでも、意欲的な女性部の主力メンバーにお会いできたのでよかった。「織姫」プロジェクトを推進することを約束。彼女達が頑張れば、きっとうまく行くはず。事業の成否は中核にいる人の魅力にかかっている。彼女達がいいのは個性的な女性が何人もいることだ。地域づくりは強力なリーダーが一人でやる時代ではない。
2月15日(木)
朝一で能登へ。金沢は雪が少なかったが、能登はしっかり積もっていた。鹿島町に着いた時、ちょうど朝日がさしてきて、とてもきれいな雪景色でした。鹿島町の今井さんのところに寄り、役場で大湯さんからゆするぎ塾のお話をうかがう。次に鹿西町商工会で、古代米を作り、いろんな商品を開発している古代米「一(はじめ)」の会の谷さん、中條さん、東屋さんにインタビュー。お菓子などの商品がしっかり売れているところがいいですね。午後は田上小学校で環境教育についてのお話をうかがう。金沢大学に近いので、連携して活動ができそうです。2時間以上お邪魔してしまった。

能登の雪景色
2月14日(水)
出かける予定のない珍しい1日であった。昼は三馬にある「支那そば屋」に行く。太麺であっさりしたスープ。食べやすい。若いスタッフばかりで、入りやすい店である。店内にはレトロなポスターがはってあり、昭和30年代ぐらいの音楽が流れ、明確なコンセプトで作られている。
2月13日(日)
朝は小松の丸内中学校にお邪魔する。校長先生以下、事前にいろいろ御検討いただいていたので、話が早かった。子供達の自主性を尊重してほしいということが基本的な要望であった。午後は小矢部で特産品の販路開拓支援事業の委員会。相変わらず、はっきりものを言う人たちの集まりで面白い。一旦事務所に戻り、夜は山中町西谷地区の夢づくり事業委員会に参加。ようやく、全体のまとめが出来そうである。とにかくソフトウエア優先でできることから始めてほしい。
2月12日(月)
家で企画書づくり。連休というのは余裕があるようで、最終日にようやく仕事ができるということが多い。切羽詰まらないと、頭が働かないこともあるし。とにかく、何枚か、企画案ができたので、先きが見えてきた。
2月11日(日)
叔母さんを連れて、買物に行く。今年、米寿を迎える叔父さんが昼間横になれるようなソファーが欲しいというので、最近開店した東京インテリアに行く。足の工合があまりよくない人間にとって広過ぎて分かりづらかった。フロアーガイドが分かりやすくなっていればいいのですが。とにかく、座る所が堅いソファーを見つけ、購入。10日後以降に配達していただけるとのこと。IT時代にスピードが遅いように思うがいかがなものか。夜は久しぶりにとり丸に行く。いつものの席でいつものメニューを頼む。
2月10日(土)
情報誌『NOTO』の取材で羽咋の久保さんと田鶴浜の押田さんのところにお邪魔する。久保さんは八幡のすしべんの専務さん、自宅でお話をうかがうが、落ち着く家であった。押田さんは伝承豆腐を作り続けている。詳しくは2月末発行予定の『NOTO』をお楽しみに。夜は加賀のフードピア金沢に参加。うるし蔵で市川森一さんをゲストに行なわれる。夢の話と美味しいカニ料理をいただく。
2月9日(金)
恒例の富山の特産品懇談会。商工会連合会の事業で5年以上になる。1品1品評価を行なう。生産者が来られていたので、商品についての説明や課題等についても出していただく。結局、今後の特産品についての懇談会まで行けずに終る。午前中、コメンテーターで試食評価をした上で、午後オープンで行なったが1日仕事だ。参加者とのやりとりが面白かった。
2月8日(木)
朝一番に鳥越中学校に行く。有機農業に取り組んでいる奥野さんも来られて、環境教育のことをお話する。松任の農家の御子息である古河先生や杉部校長、室教頭と面白い顔ぶれだ。農業体験を核にしたことができます。鳥の生息調査やバードウォチングも楽しんで欲しいもの。鳥越村なんですから。午後は津幡の井上小学校にお邪魔する。玄関でいきなり校長先生に御会いしてしまいましたが、フランクでいい人達です。津幡川の汚れがひどいようなので、そのことを調べる活動が地域の人々への刺激になって良さそうです。帰りに津幡川を見てきたが釣りをしている人たちがいた。たしかにゴミは浮いていたが、水質は調べてみないと分からない。
2月7日(水)
今日も学校回り。鹿島中学校と羽咋小学校にお邪魔する。現場にはいろんなキャラクターの先生がいらっしゃるので、面白い。よく「先生は〜」とか「学校は〜」と批判してきたが、一人一人の先生と出会うことで、認識が大きく変わりました。一括りにしてものをいってはいけませんね。「味人めぐり」を作るために農業者に取材してまわった時もそうでしたが。途中、鹿島の今井さんのところに訪問する。ホームページを作られたいとのこと。今井さんの自宅は100年以上たった素晴らしい家です。
2月6日(火)
午前中は商工会連合会で能登空港関連事業の打ち合わせ。昼食を終えて、レストランを出たところで産業創出支援機構のコーディネーター・田畑さんに出会ったので、環境教育について相談する。県内企業でも環境に取り組んでいる企業が徐々に増えており、研究会には100社以上が参加されているとのこと。学校の先生方には、この事実をまず知っていただきたいものです。
2月5日(月)
朝、目がさめたら大丈夫そうだったので、事務所に行く。環境教育の件で今日は高校を訪問する。松任農業高校から変わった翠星高校は本さんや竹本さんたちの母校。さすが、校長先生も『味人めぐり』のことを知っておられた。西高校は想定していた通り、産業創出支援機構との連携を考えておられるとのこと。午後は県庁で打ち合わせをした後、八尾に。「八尾風便り」の原稿チェックを北山さんのところにお願いにあがり、追加の写真を撮らせていただく。福島地区の会合に出て、八尾を出たのは11時近かった。
2月4日(日)
昨日の午後から左胸の後ろが痛かったのは風邪のせいであった。今日になったら足の関節もいたくなってきた。熱が高くなる前に、新聞に出ていた当番医の佐藤内科クリニックに行く。近所で都合が良かった。のどがはれていて、典型的な風邪。こんな時は寝ているに限る。
2月3日(土)
事務所でおとなしく仕事をする。机の周りの書類や資料を整理するだけで時間が過ぎてゆく。昼は久し振りに手打ちそばの「野路」に行く。土曜日でも混んでいた。「白山おろし」をいただくが、大根おろしがからくて、おなかにこたえた。スタッフの動きも素早くて気持ちのよい店だ。
2月2日(金)
能登の先端近くにある「珠洲ビーチホテル」に泊まって正解であった。昨夜から雪が降り始め、朝には車も道路も真っ白であった。朝一番に近くの本小学校にお邪魔する。田んぼの学校の実践校ですでに二つのビオトープを作られています。ビオトープとは人間が作った池だけでないことを確認。まわりにはため池が沢山あったり、森もあって、いい環境です。がんの池というオオヒシクイなどの野鳥が飛来する池もあります。午後は能都町の能都北振高校を訪問。普通科と海洋科、情報通信科もある高校です。海に関わりが深く、海岸清掃だけでなく海底清掃も行っています。川の水質調査もされたことがあります。これまでの実践を発展させていただければ十分、深められそうです。
2月1日(木)
朝7時前に事務所を出て、輪島の三井へ。雪に埋もれた三井小学校に行く。校長の吉岡邦男先生と教頭の関さんとお話をする。炭窯を自分達で作ってしまうバイタリティのある人たちです。炭もすでに2回焼かれていますし、田んぼを借りて、米、大豆、小豆も作っています。面白い話しがいっぱいある学校です。水田に農薬をほとんどまかなかったら、おたまじゃくし〜かえるが増え、隣の大豆の畑にかえるが入り、油虫を食べてくれたので、大豆も豊作になったとのこと。生態系の面白さが分かるお話でした。午後お邪魔した、穴水の向陽中学校も、中山校長をはじめ面白い人たちでした。海のそばの学校ですので、魚に関する体験学習が出来そうです。

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