[ 金沢便り12月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
2002.8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2001.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2000.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月

12月31日(月)
叔母さん夫妻を一時帰宅のために川北温泉病院に迎えに行く。今回は叔母さんが具合が悪くなったので、一緒に入院したとのこと。身体の具合が悪い高齢者世帯では、世話をしている方が病気になると、一緒に入院せざるを得ないということがおこるのです。1晩だけ自宅で過し、明日には病院に戻る予定。病院にはずっと入院している人が何人もいらして、病院前の静けさとはちがっていた。いろんな人が暮らしているということを分かりやすくするためには、病院で正月を迎える人たちのことも見えるようにすべきかもしれません。
12月30日(日)
朝、事務所に行き、書類整理。少しはきれいになったかな。年賀状作成用に1階におろしていたプリンターを元に戻す。社長は東京に出かけるが他のメンバーはさすがに誰も出てきていない。お正月の間に、片付けたい仕事の関連資料や読みたい本を持って帰る。あちこち買物に出掛けるがそれなりに混んではいたが、すごく多いところはない。買物に行く先が分散しているので、1ケ所だけ無茶苦茶になるということはないのかな。
12月29日(土)
事務所で年賀状書き。夜は加賀のホップホップでまれびとピア懇話会の事務局会議。来年から新しい取組みを始めることについて協議。10年経過し、具体的な事業を展開することに取組みたい。ソフトを重視したことで魅力アップを図りましょう。楽しい年の瀬の話しでした。
12月28日(金)
石川の森づくりの事務局へ報告書のデザイン案を届け、昼は古納屋で「かねもちうどん」をいただく。金箔に揚げ餅が入っている。うどんは自家製の麺を使われていて、緑っぽい色で、ごまが入っています。2日続けてうどんを食べているが、性格がちがうので大丈夫。夜は、片町のB'z Cafeで水内さん、金平さんと打ち合わせ。この店のつまみは点心です。外観からは想像できませんが。お安くて気軽なところがいいですね。2階はインターネットが使い放題(?)。
12月27日(木)
昼は中央郵便局近くの「大黒屋」(長土塀2-18-23 TEL076-231-0384)にいく。あんかけのうどんをいただくが、相変わらずお客さんが多い。太い麺と細い麺が選べるが、太い麺の方は生麺を茹でた感じで歯ごたえがいい。細い麺はゆで麺のようで柔らかい。おじいさんが出しを削っていたが、そんな風景も似合う店です。
12月26日(水)
午前は小松で打ち合わせ。帰りに寺井の竹本さんのところに寄りお米をいただく。午後、石引に行き、学生諸君が実施してくれたアンケートの残りを回収。小松屋さんのかぶら寿しとくるみ煮を正月のために購入。宝円寺まで足を伸ばす。前田利家が建立した寺院であり、葬儀も行ったとのこと。由緒あるお寺ですがひっそりとしていました。

宝円寺
12月25日(火)
福光商工会で広域事業の打ち合わせがあった。2月7日に4つの町村で体験を実際にして回ることに。福光でハーブ、井口で椿、城端で織物、五箇山で和紙と、それぞれの特色を生かしたものをテーマにします。事業に関わっていただける人の語りやソフトウエアでどれだけ魅力を高められるか。それの実験でもあります。商工会に行く前に成政酒造にお邪魔してトラストの会費を納める。いつ来てもいい空間です。

成政酒造隣の妙教寺
12月24日(月)
ぶどうの木から届いたケーキを明るいうちにいただく。その後、今日もプールへ。昨日よりお客が多かった。健康のためにウォーキングをしている人が目立つ。高松から届いたかぶら寿しもいただくが、よく漬かっていて、挟んである鯖もいい味でした。
12月23日(日)
午後、哲と二人で野々市のプールに行く。2時間近く、水の中を歩いたり、泳いだり。おかげで、身体が軽くなった感じです。今日も水中歩行をしている人が数人見られた。泳いでいる人もゆっくりで、のどかな感じがいい。このページで正月情報を集めて、掲載することにします。
12月22日(土)
ぶどうの木へケーキの代金を支払いに。美味しいものを味わうために、事前に済ませておきたかった。ケーキの配達のために、皆さん忙しそうでした。ぶどう畑はすでに葉も落ち、冬景色が広がっています。それはそれで、いいものです。最近よく聞いているCDを紹介しておきましょう。アメリカで活躍している松居慶子さんの「deep blue」です。テレビで紹介されたこともありますので、御存知の方もいらっしゃると思いますが、気に入っています。詳しくは次のホームページをご覧下さい。http://www.planetjoy.co.jp/matsui/keiko.html

松居慶子「deep blue」
12月21日(金)
羽咋から山越えして氷見に入り、下道を八尾まで行く。午後は八尾で地域振興事業の委員会。伝承料理をテーマに食談議を行うことに。美味しいものは地域の歴史の中にありそうです。生活者は料亭料理、旅館料理に飽きてきているのでは。古いもの、なつかしい味のものに惹かれます。夜は、石引のアンゲルスハウスで美大生の店「アートフルライフ」の打ち合わせ。学生街らしい雰囲気を残した店です。この店のご主人は演劇をされているそうです。

アンゲルスハウス
12月20日(木)
午前は能都町でお店の物語りづくりのための取材。最初にお邪魔したどさん娘さんはラーメン屋さんですが、夜はスナックのようなお店に変身します。奥さんが女性グループで開発した「たコロッケ」は能登産のじゃがいもなどに能都町産のたこを加えてあります。形はたこやきのイメージです。もう少しこぶりだとさらに食べやすいでしょうが、子供に喜ばれそうなメニューです。能都町に行かれたら、一度お試しいただくとよい。午後は商工会で地域通貨の勉強会。民宿ふわで懇親会の後、泊まる。

たコロッケ
12月19日(水)
城端町観光協会の役員会で観光振興計画についてプレゼン。パワーポイントで説明させていただいたが、コンセプトはご理解いただけたかな?。次年度以降の具体的な展開が楽しみです。懇親会の後、河合さんの店にお邪魔する。民芸の作品を中心に集められている。こじんまりとしていて、落ち着く魅力的な空間です。「工藝かわい」は城端町西上462TEL0763-62-0355。 奥様が一人でされていますので、不在のこともあります。電話予約の上、お越し下さいとのこと。

工藝かわい
12月18日(火)
福井で定例のミーティング。年内最後ですが、「良いお年を!」というには少し早い感じ。午後は事務所で昨日の食と工芸の企画案の修正と明日の城端でのプレゼンの準備。食と工芸についてはPDFファイルにしてメールで送付。便利になりました。城端では観光協会の役員会で今後の観光振興のあり方について提案させていただく予定です。
12月17日(月)
夜は加賀で食と工芸プロジェクト。3時間も議論して、新しい方向性が出てきました。ソフト重視でお金をかけずに、有効な研究と実験をしていくことが可能な仕組みです。乞う御期待。大きな樹木に囲まれた空間で議論するといいアイデアが浮かぶものです。
12月16日(日)
哲と二人で、野々市のプールに行く。2時間ほど、歩いたり泳いだり、水の中で動き回る。身体が軽くなったような感じです。お客さんは少なく、多くて10人程度。水中歩行をしている人が半分ぐらいはいた。シェイプアップと健康のために効果的ということが浸透してきたのか、専用のレーンも設けられています。大人350円、小学生150円。冬場の運動不足にはおすすめです。
12月15日(土)
ホテル百万石の帰りに、泊まったメンバーで御菓子城加賀藩にお邪魔し、北川専務にお話をうかがう。大河ドラマ「利家とまつ」にちなんだセットを文献や史料にもとづきつくられています。それを御馳走になる。庭園も観光バスが減ってきたために作られたとのこと。バスの駐車場を後ろにもっていき、前面に普通自動車の駐車場を設けて以降、個人客が増えたとのことです。2階の折紙博物館も拝見したが、徐々に充実していっているようですね。入場券の代わりに折紙を一枚渡し、簡単なものを折っていただく趣向にしてもいいですね。

おまつセット
12月14日(金)
午前は加賀市役所で食と工芸プロジェクトの打ち合わせ。夜はホテル百万石でまれびとピア懇話会の10周年の会。実性院の石原住職のお話をうかがった後、大観で食事。山中でフードピアを行って来られたメンバーにもお会いする。コンセプトが大事という話しが良かったです。最後は宿泊の部屋で二次会。途中で温泉につかり、寝てしまいましたが3時過ぎまで盛り上がっていたとのこと。シングルベットの部屋もあったので、先に寝られました。
12月13日(木)
午前は石引で打ち合わせ。生活サービス事業については、すでに御用聞きや配達サービスをされている店を中心に連携して行えるようにしたいもの。周辺にお住まいの高齢の生活者からの期待はかなりありますから。専門の事務局をNPOで立ち上げ、多様なメニューを用意する必要があります。夜は、井波別院瑞泉寺で「いなみ太子伝会まつり」の研究会。NHKが「聖徳太子」をテーマにした番組を作り、「聖徳太子信仰への旅」をNHK出版から出しています。その中で、井波の太子伝会も紹介しています。聖徳太子の生涯を描いた八幅の絵伝を解説してゆく「絵解き」がメインです。絵解きの後に「おとき」という伝統的な食事をいただくことがならい。これを一つのきっかけに、新たなお客様を集めることを考えたい。
12月12日(水)
昼を石引の「ドンブリック」でいただく。平成元年に靴屋をやめ、丼屋を始められたとのこと。メニューが多くて、安い。学生の店というイメージです。卒業した人が懐かしがって家族連れで来られることもあるとか。エビ丼、550円が一番のおすすめ。エビフライで丼をつくったもの。塩は自然塩を使い、飲み水には備長炭を入れている。今日は3軒の方にお話をうかがい、小松屋さんにも寄り、ふらっとバスに乗り帰る。
12月11日(火)
福井で会議。記念誌全体の構成を確認。原稿も写真もほぼ揃い、ゴールが見えてきた感じです。会議の話で感じたこと。新たな事業開発のためには、多様な人を巻き込んだ議論が不可欠です。いつのまにか業界発想にはまっていることが多いもの。飛ぶためには新たな出会いが必要なのかも知れません。
12月10日(月)
久しぶりに「ぶどうの木」に行く。ランチをごちそうになる。「味人探検隊vol.2」の制作について打ち合わせ。視察研修に行った内容を写真入りで報告書にまとめ、アグリファンド石川の会員に配ろうというもの。ぶどうの木の本さんとの付き合いも古い。フードピア金沢の事務局をしていた15年前に「フードピア例会」をさせていただいた時以来かもしれない。いろんなぶどうをつまみながら、金沢倶楽部の林俊介さんをゲストに食談議をしたことが懐かしい。

ぶどうの木のパスタ
12月9日(日)
完全休養日。先日見つけた松井孝典(たかふみ)編著『最後の選択』から。自然といえども、宇宙誕生の瞬間であるビッグバン以来の歴史的産物です。したがって“自然を知る”とは、宇宙の歴史を学ぶことに他ならないのです。・・・しかし、いつの世にも「現代」はつねに特別な時代だったともいえます。なぜなら、その時代を生きる人々にとっては、「現代」だけが唯一無二の時代だからです。・・・したがって「現代とはいかなる時代か」を考えるとは、とりもなおさず、「われわれはいかに生きているか」あるいは「いかに生きようとしているか」を、みずから問い質すことに他ならないともいえるのです。
12月8日(土)
粟津温泉の入口、JOMOのガソリンスタンドのあるところを左に入ってすぐの三叉路を右方向に行くと日用という集落にたどりつきます。「苔の園」を中心に、集落全体が苔に覆われている感じです。微妙な温湿度の関係で、苔が成長しやすいとのこと。8軒の集落ですが、それぞれのお庭や神社の境内も一面苔が生えています。樹木の幹も途中まで苔が。苔の研究をされていた大石さんという方が移り住まれ、苔の園を作ってこられています。地域の皆さんも「日用苔の里整備推進協議会」をつくられ、苔の里としての整備を進めておられます。日用杉の産地としても知られ、用水は石積みのままで、夏には蛍が見られるようです。農村景観百選にも選ばれています。農林のマイスターとして呼ばれて参りましたが、いいところを見せていただきました。お薦めです。

苔の園
12月7日(金)
昼から石引商店街をめぐる。お多福で煮込みうどんを食べた後、バーバー平井で散髪をしていただく。面白いアイデアが聞けました。その後は夜まで、商店を回るが、のどが痛くなってきた。限界ですね。直接いろんなお話をうかがうとイメージが広がります。
12月6日(木)
城端町で観光立町の振興計画について打ち合わせ。観光の意味、観光立町に意義について突っ込んだ議論を行う。この部分をしっかり理解・共有できれば、魅力的な観光ができるであろう。観光という概念にともなう胡散臭い、観光業者のための事業というイメージを払拭できるかどうか。知的消費であり、サービス消費として、持続可能な経済の柱になる活動です。夜は、松任でロータリークラブの例会で卓話。欲張っていくつもキーワードを盛り込み過ぎたら、消化不良をおこしましたね。終わった後、花を栽培されている川端さんと今後の農家あり方についてお話をしましたが、こちらのほうがこなれた内容でしたね。
12月5日(水)
今日も石引の商店めぐり。炭谷茶舗は今でも量り売りがメイン。宇治と静岡のお茶を仕入れておられます。店の前を通るといつものように、お客さんが奥でお茶を飲んでおられる風景が見られます。なじみのお客さんが茶飲み話に来られるようだ。店内にはお茶の為の道具も豊富で、見る楽しみがあるお店です。女性ばかりの店ですが、愛想の良い方が多い。山根燃料店にもお邪魔するが、元気の良い奥さんです。介護用品の販売にも取組んでいるが、設備関係のメンテナンスでお客様をつかんでおられるます。燃料屋さんらしい商品を店頭に集めて販売してほしいものです。

炭谷茶舗の大きな茶筒
12月4日(火)
午前は福井で定例の会議。その後、お茶をいただきながら、お話を始め、結局昼食もいただきながら、新しい取組みについて、議論する。まついなつきさんにお越しいただいた少子化イベントの時以来、すべきことが見えてきました。ソフトウエアで新たな価値を生み出すことに注力したい。午後は、石引商店街で商店めぐり。5軒を回るが、のどが痛くなってきた。それでも、面白いお話が聞けますね。それぞれの店の歴史や、特長がうかがえれば、可能性が見えてきます。

洋傘のひがしさんの和傘
12月3日(月)
午前は富山の大沢野の船峅(ふなくら)高原農場にお邪魔する。地ビール(正確には発泡酒)の生産とイタリアンレストランを経営。農場と名前がついている通り、将来は農業体験的なメニュー開発も考えられているとのこと。地ビールづくり体験と、特産のいちじく狩り、パティシエがいらっしゃるとのことですので、いちじくを使ったお菓子作りなどの体験メニューを作ってほしい。いちじく発泡酒も飲んでみたが、違和感はなかった。レストランで飲んでみたい。レストランも大きくなく上品な感じです。月曜日は定休日だったので、今度は食事にいってみよう。ホームページは http://funakurakougen.co.jp。その後、八尾に移り、上新町の喫茶店「おかめ」で中華そばをいただく。スープまで飲めるおいしいラーメンです。商工会で食談議について打ち合わせ。
12月2日(日)
『自然資本の経済』(日本経済新聞社)という本を買う。原題は「Natural Capitalism」。資源を効率的に活用することで、雇用を増やす。自然のメカニズムを模倣することで、無駄が生じる余地をなくし、常に原材料を再利用すること。サービスを通じて価値を消費する経済を構築すること、モノの獲得を豊かとする経済から脱却する。自然資本に投資し、豊かなサービスを自然から享受すること。「自然こそ最もすぐれたビジネスモデル」、という魅力的なコンセプトです。
12月1日(土)
福井県の春江で行われた少子化をテーマにしたイベントの様子を見に行く。企画書を作った関係上、ゲストにお越しいただいたまついなつきさんにご挨拶する。まついさんは『笑う出産』などのエッセイが面白い方なので推選したのですが、本よりもっと魅力的な人でした。講演は初めてとのことでしたが、話も面白かったです。3児の母で、パワフルです。今後も、仕事をする機会を作りたいものです。おすすめです。公式ホームページは http://homepage1.nifty.com/matsui-natsuki/

まついなつきさん

MENU◆最初のページ/ 美味しい食事/ 泊まりたい宿/ 魅力的な人/ 買いたいもの/ 楽しい体験/ おすすめの店/ 行ってみたいところ/ 本棚から/ ネットワーク/ 金沢便り/ ご意見箱/
■北陸のリンク ◆農家のページ ◆観光情報 ◆観光施設 ◆飲食店 ◆宿泊施設 ◆博物館・美術館 ◆交通・天気 ◆自治体 ◆マスコミ ◆プロバイダー ◆検索エンジン
(株)クリエイティブ・グルーヴィ 担当:高峰博保 金沢市弥生1-28-12 〒921-8036
TEL 076-243-2215 FAX 076-247-8644