[ 金沢便り11月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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11月30日(金)
県の環境教育懇話会・ワーキングの最後の会議。次年度以降本格的に取組んでいただきたいもの。基本は各学校でオリジナルでプログラムを創造することです。地域の環境、素材、人材、歴史を生かして、先生方が独自につくれるかです。昼に、石引の件で、市役所に相談に行く。可能性はありそうなので、具体的にイメージをつくってゆきましょう。夕方には加賀に「食と工芸プロジェクト」のプレゼンのデータを持参。サーバーに入れていただく。帰りにリトルパインシアターのミュージカル「おっしょべ物語り」を観に行く。テンポがよくて楽しめる作品になっていた。音楽もよくできていて、CDにしてほしいくらいです。代表の堀直子さんはいい仕事をしていますね。
11月29日(木)
石引商店街振興組合のコミュニティビジネス委員会で事業計画案を提案。3年計画で事業に着手を。とりあえず、来年は観光客の方々にも楽しんでいただける街づくりを促進したいものです。新しいことに挑戦することで、商売を変えるきっかけを作ることです。商店の中での体験、語りを柱にした楽しみ開発を進めましょう。
11月28日(水)
富山の大島町のへちま産業と婦中町の音川加工を訪問。へちまを食べることを促進されたいとのこと。鹿児島や沖縄ではへちま料理があるとのこと。へちま料理コンテストを行い、へちまを食べる会を行っていただくことを提案。将来は地元の飲食店の名物メニュー、付加価値メニューに。音川加工は千枚漬け、赤かぶ漬け、七色漬けに特長がある。かぶや色にこだわった商品集中と商品展開を提案。千枚漬けの大かぶ漬けも赤かぶももっと売れる商品になるはずです。
11月27日(火)
能都町商工会で「地域通貨」の勉強会。できるだけ簡単な、分かりやすい仕組みを考えたいもの。滋賀の「おおみ」や千葉の「ピーナッツ」の話もよく分からない。能登一円で展開できるものになるのではないか。5キリコや10くじらなんていう単位でもよい。
11月26日(月)
夜、呉羽商工会の商業部会に参加。連携して何ができるか。基本的な話だが、個々の店に特長や強みがないと、グループ化しても力にならない。1店では力が弱いが、1店でも人を惹き付けられるようなものがないといけない。伊豆でうかがった「ひとつとひとつずつ」の話に近いものがある。
11月25日(日)
紫雲荘に泊まったので、朝、隣にある遠島山公園を散歩する。古い樹木がたくさんあり、潮騒が聞こえる雰囲気のある空間です。落ち葉がたくさんたまったところはふかふかして気持ちよかった。宇出津港側に来ると朝7時半から始まるというセリの声が聞こえてきます。紫雲荘での朝食には、朝水揚げされたイカのさしみがついていて、おいしかった。いしりの湯豆腐もいい味でした。10時からは能都町役場で「魚醤まつり」が行われ、たくさんのいしり料理が試食できた。帰りに門前の手仕事屋に寄り、そばをいただく。

遠島山公園
11月24日(土)
能都町で能登魚醤フォーラムが開催される。小泉武夫(東京農業大学教授)さんの基調講演、小泉、森枝卓士(食文化研究家)、織作峰子(写真家)、道畠俊英(石川県工業試験場研究員)、高田公理(武庫川女子大学教授)によるパネルディスカッションの後、5つの会場に分かれて「魚醤談議」が行われた。具体的に魚醤料理をいただきながら、語りあうことが一番リアリティのある内容になるのではないか。さんなみでの二次会もたいへん盛り上がっていました。

パネルディスカッション
11月23日(金)
志賀町にある緑化センターを見学。苗づくりの現場を見て回る。午後は、昨日のビジネスアイディアフォーラムのゲストであった日本経済新聞社の浅川澄一さと、ベンチャー学会事務局長の田村真理子さんや学生諸君たちと石引界隈を見て回る。天徳院の中に初めて入り、お抹茶をいただく。

天徳院でお抹茶
11月22日(木)
厚生年金会館で行われたビジネスアイディアフォーラムへ。そいのメンバーが石引商店街での事業アイデアについて発表する。みごと大賞を受賞。高峰は記念講演の後、能登へ向ったので、発表は見のがすが、携帯に連絡をいただく。夕方からは、志賀町のヤギコーポレーションさんの別荘で石川の森づくりの実行委員会。ネットワークづくりについて説明する。とにかく一度、森づくりに取組んでいる団体、個人の方に集まっていただきましょう。そのまま、別荘に泊まる。白峰村の織田さんが作られた熊汁など、珍しいものを楽しませていただきました。
11月21日(水)
波の少ない日本海を横に見ながら、能都町へ。土曜日行われる「能登魚醤フォーラム」の実行委員会。魚醤談議もほぼお客様が集まりそうです。基調講演の小泉武夫さんのお話も楽しみだ。日曜日には北辰高校の生徒さんたちもお手伝いしてくれる。夜は、石引で学生諸君たちと、ビジネスアイデアコンテストについて打ち合わせ。美大の卒業生の新保さんや金沢工業大学の小坂さん、藤原さんも参加してくれ、新しい事業アイデアが沢山出た。一つ一つものにしてゆきたものです。
11月20日(火)
午後は、田鶴浜で商工会の広域事業の会議。中能登での体験メニューの実験を1月20日に行うが、その企画案がほぼ決まる。網おこし、釣り、ガラス制作体験、建具づくり体験、バードウォチング、座禅、いろりのまわりで食談議など、中島、能登島、田鶴浜で可能なことに取組んでみます。価格を設定し、どれだけの人に参加いただけるかをテストしようとするものです。夜は福祉施設の研修会で講師をつとめる。グループワークをしていただいたので、のどは助かりましたが、すでに扁桃腺は赤くはれている。話すことをセーブしないと。
11月19日(月)
夜、加賀で食と工芸プロジェクトとプロジェクト21(工芸のみをテーマにしている)の合同ミーティング。市長にも参加いただき、これまで議論してきたことをまとめてプレゼン。パワーポイントで整理したが、写真も途中にはさむことで間をとり、分かりやすくなったかな。プロジェクトメンバーからも発言いただき、充実した時間が作れました。
11月18日(日)
加賀の林さんと朝市を見学した後、門前の手仕事屋へ。星野さんにベトナムの土産話をうかがい、もりそばをいただき、草木染めととうふを買って帰る。夜は井波の瑞泉寺でモンゴルの民謡を楽しむ。馬頭琴、ホーミーを初めて生で観る。マイクがいらないのではないかと思うような声量です。身体全体で表現することの素晴らしさを感じる。「親鸞聖人報恩のつどい」ということで、「柔らかな心」と題した講演もうかがう。柔らかな心というコンセプト自体は面白い。

モンゴルの人たち
11月17日(土)
輪島での「地域づくりわんたたき」に参加。三井での分科会「森の中での田舎おこし」のコーディネーターを担当。ゲストは城端の中田修さん(自遊の森)、白峰村の臼井康治さん(白峰村観光協会)。議論は行動のために行うのであるが、新たなコンセプトやアプローチを生み出すことができる議論がまだまだ少ない。議論に異質な人間、他所もの、女性を交えること、少人数で議論しプランをまとめるグループワークの導入などが重要ですね。大勢で議論していても、焦点が定まらないし、まとまらない。夜は高州園での交流会の後、静岡からお越しいただいた、田中さん、楠山さんとお寿司屋さんに行く。お二人には情報誌「My Page」の巻頭に出ていただいています。

三井の方々手作りのお弁当
11月16日(金)
石引商店街のお店めぐり。9店回ることができた。さすがに足が疲れてきた。やはり、直接お話しをすると、今後の可能性を感じることができるし、いろんなアイデアがひらめくものです。個性豊かな方がいらっしゃることもよく分かる。地域づくり情報誌「My Page」も仕上がってきた。明日の「地域づくりわんたたき」で配布です。
11月15日(木)
午後、尾口村へ行く。石川・白山郷の商工会女性部のまちづくり推進事業研究会。東二口歴史民俗資料館で人形浄瑠璃のお話をうかがう。50年以上でくまわしを行ってきた道下甚一さん(56才)は魅力的な人です。地区だけでなく村の子供達にも教えて下さっているとのこと。ただ、メンバーは11人しかいないので、今後どこまで続けられるか不安だ。ミントレイノで水原保さんから尾口村全体のことをうかがった後、岩間山荘で報恩講料理をいただく。山のものをふんだんに使い、二の膳にはくずまわしという、じねんじょ、くるみ、くり、さつまいも、米の粉で作ったデザートのようなものがついています。ケリエ山荘の密谷さんの「炭焼きくどき」も聞かせていただき、山の夜を楽しませていただきました。
11月14日(水)
一日富山県内に居る。午前は商工会連合会で広域での観光開発のワーキング。来年には実験ができるように、企画案をまとめる予定ですが、立山山麓での山歩きなど、魅力的なメニューが出来そうです。午後は城端のクアガーデンで「彩菜まつり」の反省会。価格設定をして実施していただいたので、体験型メニュー、エコツーリズムの可能性を感じていただけたようだ。来年からは本格的にお客様に楽しんでいただけるようにしたいもの。夜は井波で「太子伝観光祭研究委員会」に出席。井波別院・瑞泉寺での太子伝会に合わせて行われているお祭りの再構築を目指すもの。太子伝会そのものに人が集まることが基本です。瑞泉寺からは輪番格の高坂制立氏が出て来ておられた。フードピア金沢に参加されていたので名前は存じ上げていた。お会いするのは初めてだが懐かしい感じがした。地元の委員の方々も率直な人が多く、面白い議論が出来そうです。井波に行く前に砺波の「JinJin」でビーフカレーをいただく。マスターの関沢さんと久しぶりにお会いするが、話題に出ていた散居村でのアート展や庭めぐりができるといいですね。
11月13日(火)
石引商店街の商店でお話をうかがって回る。小松屋さんはかぶら寿しの評価が高い。しろかぶの間にはさんであるぶりの切り身が厚くて、ちょうどよい味加減です。全国にお客さんがいらっしゃる。サライにも紹介されるとのこと。白山麓のくるみをたいて作られた胡桃煮もおすすめです。お隣のオオタさんは30年以上前に肉屋さんが始めた食堂で、肉料理がメイン。学生街らしく、低料金でボリュームがある。この界隈は駐車場が店の前にないが、北陸、北国、石川とならんでいる銀行の駐車場に停めて利用するとよい。

小松屋さんのかぶら寿し
11月12日(月)
午後から商業ベンチャーのセミナーに参加。コミュニティビジネスについて学ぶ。いろんな事業が考えられるが、マーケティングをしっかり行い、継続できる事業として経営していかねばならない。夜は急遽、加賀の「食と工芸のプロジェクト」の打ち合せで大聖寺へ。4日連続で加賀に行く。
11月11日(日)
加賀の鴨池観察館に行く。すでにガンやカモをはじめ数多くの野鳥が飛来しており、騒々しいくらいである。観察館には頻繁に人が訪れ、望遠鏡で野鳥観察を楽しんでいた。時にはいいものです。夕方からフルーツランドでガーデンラリーのエンディングパーティが行われる。横明美さんの講演の後、横さんご夫妻が入れて下さったハーブティをいただいたり、楽しい一時を過す。参加会場の方々の感想もうかがうが、お客様が増えたという声が多く安心しました。向出邸には多い日で80人もお客様がお見えになったとのこと。継続開催に向けて、企画を再構築したいものです。

司会の東口さんと横さん
11月10日(土)
緑化フェアを見に行く。開門と同時に入るが、相当な数のお客様が並んでいた。新しいものと古いものが共存しているが、時間が経過した緑の空間がやはりいいですね。午後は、加賀青年会議所主催のおまつりシンポジウムでコーディネーター。近くに居ても、観たことがないお祭りが多いもの。これを機会にお互いに参加していただきましょう。参加の要素を増やすことと、自前で経費を集める仕組みが求められます。

石垣と紅葉
11月9日(金)
まれびとピア懇話会のメンバーでガーデンラリーの会場を見て回る。解説者に丸山造園の丸山社長をお願いする。お庭をつくられている方のお話を面白い。解説をうかがいながら回ると魅力が高まります。会場のスタッフの方がガイドをしていただくとお客様との関係づくりの良い機会になるのですが・・・。CANBUSに初めて乗ったが、たしかに便利です。さらに利用が増えて、便数が多くなることを期待しよう。片山津温泉の中でも魅力的なポイントを発掘して欲しいものです。ガーデンラリーを継続してほしいものです。湯巡り・庭めぐりとして通年で行っていただくことも手です。もちろん、ロビー等でお茶が飲めるようになるとさらによい。

矢田屋の庭で
11月8日(木)
夜、石引のおでん屋「若葉」で学生諸君や商店の若い人と今後のことについて話す。ビジネスアイデアコンテストに応募する企画について、意見交換。面白い企画が出来そうです。来年1年を実験の年と位置付け、色々なことを試してみたい。継続できる事業を企画・実行することが大切です。若葉でフードピア金沢の事務局を手伝っていただいていた大沼さんを見かける。10年以上ぶりであるが、お元気そうで何よりです。

石引「若葉」で
11月7日(水)
午後、五箇山のさらら館のたんぽぽとい店に行く。リニューアルにあわせて、新たなメニュー開発を行いたいとのことで、その相談に。経営者の宮崎さんの意向はカレーで特長のあるものを作りたいとのこと。とうふカレーや山菜カレーなど、五箇山らしいメニューで勝負すればいい。すでにあるメニューを磨いていただきましょう。夜は、能都町商工会で地域通過研究会。
11月6日(火)
午後、城端で「桜が池の保全と活用ワークショップ」。大雨の中、現地を見て回る。松林の足元にはきのこ、リンドウやオミナエシが生え、コナラやクリの若木が見られた。そのままにしておけば、雑木林になることでしょう。堤防の根元のようなところでも年数が経っているので、いろんな植物が見られる。「自遊の森」でグループワークを行い、今回のプロジェクトのまとめを行う。行政のお膳立てを越え、自主的な活動を期待したい。
11月5日(月)
加賀で「食と工芸プロジェクト」。レザンのシェフにお話をうかがい、夜、プロジェクトミーティング。パワーポイントで計画案を紹介したものについて検討。その場で修正を加えながら進める。中谷健太郎さんの『由布院発、にっぽん村へ』は面白い。健太郎さんの文章は味わい深いし、この本には息子の太郎さんの文章も掲載されているが、これも面白い。「美しいのは身内以外の人と仲がよいことでありましょう」。
11月4日(日)
白峰で石川の森づくり。ブナとミズナラを植える。参加者が100名近くいたので早く終わる。作業が終わる頃には空も晴れてきて、雪をかぶった白山を望むことができました。毎年、気持ちのいい体験をさせていただいています。次は春の草刈りです。

植樹活動
11月3日(土)
午後、松任で行われた地域づくり実践講座に参加。松任青年会議所は企画されたもので、地域通貨がテーマ。地域通貨おうみ委員会の女将金澤恵美さん、事務局の山本正雄さんがゲスト。地域通貨の意義がようやく理解できました。基本はボランティアの相互提供ですが、商店街等が参加すると新たな顧客開発やイメージアップ、情報発信になります。どこかで導入を検討してみたいものです。
11月2日(金)
昼はネクストフーズを見に行く。珍しい人に出会う。本来は有料の事業のようであるが、お金をとるには無理があるね。それぞれのブースで販売するのはいいとしても、入場料をとるほどの内容かどうか。夜は石引でコミュニティビジネス委員会。来年に向けて観光客向けの実験商いを考えることに。天徳院から兼六園の間をぶらぶらできるゾーンにすることを試みましょう。
11月1日(木)
午後から、環境教育のワーキンググループのミーティング。夕方、石引商店街での調査について、町内会連合会会長の小高さんのところへ相談に行く。その後、ふらっとバスで香林坊まで行き、新天地の入口にある寿司屋さんで夕食。昭和25年から続いているとのこと。気さくで美味しいお店です。Biz Cafeでのe-コマースセミナーに参加するが、途中で抜け出し、石引のジョーハウスへ。学生さんたちや地元の若い人達といろんなお話をする。石引を拠点にした新しいビジネスの可能性が見える。

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