[ 金沢便り10月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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10月31日(水)
昼は加賀温泉駅から山代温泉に向う途中にある「長岡」(山代温泉14区、0761-77-0412) でざるそばをいただく。細くて食べやすいそばです。煮込みうどんも美味しそう。別の機会に試してみたい。午後は、山代温泉のべにやで「食と工芸のプロジェクト」の一貫で料理長の中村さんにお話をうかがう。べにやさんはガーデンラリーに参加されていませんが、ロビーから見たお庭の眺めはすばらしい。ゆったりとした図書室も魅力的です。
10月30日(火)
午後は田鶴浜で商工会の広域事業の打ち合わせ。1月20日に向けて、具体的なメニューづくりを行い、11月中には情報を発信できるようにしたい。一つ一つの体験メニューの質を高め、面白くしていただければ、お客様は魅力を感じてくれるはず。バードウォチングや建具づくり体験、座禅体験も楽しみだ。最初は地元の人や宿泊関係者にまず知っていただくことが大きな目標になる。
10月29日(月)
夜、加賀青年会議所が主催して今度の土曜日に行われる「まつりフォーラム」の打ち合わせ。加賀でまつりに関わっておられる人に集まっていただき、当面している問題点を話し合っていただく。祭の主体となる人、運営資金、情報、そして、集客が主な課題のようである。それぞれのまつりの由来や意義をうかがうと魅力を感じるものです。そのようなことをまず整理するところから入ってもいい。ぐず焼きまつりや菖蒲湯祭りもユニークだ。
10月28日(日)
高岡の親戚の家に行く。高齢者の一人暮しだが、元気です。友達と白川郷に遊びに行ったり、八尾のおわらを観に行ったりと、行動的なお話に驚く。「人を観る犬」も飼っていて、毎日散歩に出掛けているとのこと。セールスマンなどがやってくると吠えるそうだが、僕らにはしっぽを振ってくれた。無理をしない規則正しい暮らしは長生きの秘訣なのかもしれません。お住まいはヒラキストア大坪店の近くなのだが、ヒラキストアの開会長の「良き習慣を身につけることが大切です」という言葉を思い出した。
10月27日(土)
内浦の山林火災の現場で焼けた樹木の伐採と植樹を行う。午前は白丸駅のそばの山林で燃えたままになっているところで、伐採作業を行う。落葉樹や広葉樹の多くは根元から新しい芽が育ち始めていて、燃えた部分だけ切ってやれば、新しい木が育ちそうです。午後は駅前のゾーンでケヤキとアテと桜を植える。午前は200人以上、午後は500人程度の人が参加していたようだ。次は11月4日(日)に白峰で植林です。

伐採作業開始
10月26日(金)
夜、スカイホテルで商業ベンチャーのセミナーがある。早稲田で町づくりに取組んでいる櫻井さんの話は特に面白かった。一度現場を見にいきたいものです。大学の先生の講演もいいが、商業の場合は実践されている人の話の方が面白い。
10月25日(木)
福井放送の「創立50周年・新社屋完成披露の会」のお手伝い。フリーな立場にあったので、各フロアーを巡回し、問題点をチェック・修正、各フロアーに他のフロアーの状況を報告。10回以上、階段を6階まで往復した感じで、さすがに足腰が痛い。3部構成にしてお客様にお越しいただいたことは正解であったのでは。天気も良くてすがすがしい1日であった。
10月24日(水)
石引商店街の事業について打ち合わせ。今後の展開はより具体的に、成果を出しながら進めたいもの。実験を繰り返すことで、気付きや発見を促進しましょう。商店街の活性化は商店の売上やお客が増えたり、お客や地域との関係が強化されることで、商店の関わりも広がるのではないか。八尾の「10日商い」がその典型。10日商いで実験したことがレギュラーになっているところが複数ある。
10月23日(火)
昼は福井市大和田の「元庵」(大和田町1-4-1 TEL 0776-54-0933)でおろしそばとおろしうどんをいただく。福井らしい、あらいそばであった。帰りに加賀温泉駅前の「旅・まちネット」に寄る。角谷明美さんに久しぶりにあう。相変わらず元気な人です。「旅・まちネット」には加賀周辺の観光情報なども用意されていますし、スタッフも明るい人達ですので、旅の途中に寄られると面白い出会いが広がるかもしれません。
10月22日(月)
今日も、城端へ。大谷さん、吉村さんたちと雨のまちを歩く。昨日より、さらに厳しいご意見が沢山出る。人の動きや生活の雰囲気、香り、音などが感じられない。善徳寺とまちがマッチしていない。中途半端はイメージをもたれている。しかし、城端という地名にはよいイメージがあるし、あこがれさせるものがある。ソフトウエアで魅力的なものを創造していただきましょう。
10月21日(日)
城端の彩菜まつりに行く。金沢などの若い女性6人と織物会館での織姫体験を見学したあと、町を散策して見て回り、浪漫亭で昼食をいただく。その後、役場の2階で、意見交換を行う。織物会館での事業展開については具体的な意見をいろいろ出していただき、大いに参考になる。いつも見ている人間には気付かないことが沢山あった。

織姫体験
10月20日(土)
午後、農林漁業まつりに出掛ける。グリーンツーリズムの紹介や体験コーナーが沢山あった。そば打ちやわたふじ染め、貝細工、昆虫との触れ合い、移動水族館、枝打ち体験などもある。徐々に増えてきているのだろう。直売コーナーには今本さんや東さん、浜田さん、西田さんなどの若手も来ていた。みんな元気そうでなによりである。2号館の前の広場が飲食コーナーになっていて、日本海倶楽部や河内村、門前町、マルガジェラートさんなども出店されていて、昼食をここで楽しむ。河内村の田中さんい久しぶりにお会いする。そば屋が似合う人です。
10月19日(金)
午後、穴水のVio Bellに久しぶりに行く。新しいメニューが増えていた。季節限定のむらさきいもソフトクリームも美味しかった。フレッシュハーブティも程よい味です。お店の回りにはコスモスが綺麗にさいていて心地よい空間に仕上がっています。詳しい情報。近くの体験農園でもコスモスが咲きそろっています。

花に囲まれたVioBell
10月18日(木)
民俗文化の伝承プロジェクトの会議に参加して感じたこと二つ。一つはかつての名演をデジタル化し残すこと。テープやレコードになっているものを利用しやすい形にして、これから取組む人がいつでも視聴できるようにすしたい。情報書府計画の中にでも盛り込んでほしいものです。さらに、民俗文化への再評価が不可欠なこと。一つの地域に暮らす人間としてのアイデンティティを感じ取れる場がそこにある。新たな知を生み出す基盤として、身体にしみ込ませるような技、文化が必要ではないか。直観的に間合いやリズムを把握できるようになる基本がそこにあるような気がする。民俗も一つのコミュニケーションや関係創造の方法である。「民俗」という概念がもつ可能性を考えてみよう。一般住民が形成してきた地域文化の多くは形式知化されていない。暗黙知の共有により伝承されてきた部分が多い。住民や古老の中に蓄積されてきた暗黙知を暗黙知として共有できる場を持つことで、さらにレベルの高いところを目指すことが可能になるのではないか。
10月17日(水)
午後出掛けた山田村で面白い人に出会う。山田村農協の組合長山崎久義さん。90才にして現役である。村議もつとめている。富山駅前で居酒屋も経営されているとのこと。村を憂え、村民のための事業経営を考えておられる。高齢化が進んだ村のリーダーらしい人だし、後輩が山崎さんのような方を超えられないという課題も見える。人材の開発育成が急務だ。
10月16日(火)
夜は呉羽商工会で商業活性化のための取組みについて議論する。個々の店の強みを明確にすること、そしてそれをまとめて情報化すること。それにより、地域全体への再評価が行われ、お客さんとのつながりも強化されていくのではないか。若い人や女性たちが見えてこないといけない。午後、津幡で行ったグリーンツーリズムについての話も同じで、主体となる農家や山で仕事をしている人達、漁民達が浮かびあがってくれば、自ずとできるメニューも想像できるようになる。
10月15日(月)
夕方、片野の鴨池に鴨米をいただきに行く。鴨池の一角で栽培したお米。鴨池にはすでに数百羽のガンやカモたちがやってきていた。指向性の高いマイクで鳥たちの声をひらっているので、観察館の中は鳥の声でにぎやかだ。野鳥の会のカレンダーと坂網猟についての本も買う。貴重な「情報みやげ」だ。食と工芸のプロジェクトで知識創造についてお話しする。知識創造というコンセプトを具体的に展開することが大事です。地域の素材を使った美味しいものをいただきながら議論しましょう。それこそ食談です。
10月14日(日)
下田市内を散策。掘割沿いに昔の風情を残した建物が集まっていて、雰囲気がある。浅い川にはぼらがたくさん泳いでいて、ほのぼのとした気分にさせられる。町中には干物屋がたくさん見られ、漁港の町という感じが強い。寝姿山にロープウエイで登るが頂上はきれいに整備され、眼下に下田湾が見おろせます。天気がよければ伊豆七島も望めるとうことであったが、大島、新島のみが見える。帰りに熱海にも寄るが、散策して回る町にはなっていない。老舗のお菓子屋さんとかは点在しているが、その界隈にはお客は少なかったし、積極的にお客を受け入れている雰囲気も感じられない。巨大な旅館・ホテルが林立しているところであった。

掘割沿いの建物
10月13日(土)
「My Page」の取材で伊豆へ。三島駅で静岡政経研究会 地域・産業研究所の田中さんとおちあう。駅から歩いて5分程度の市街にある、富士山の伏流水がわき出している公園を見学。溶岩の下から水が出ていきているとのこと。水の量も豊富で、きれいであった。公園や川の整備にはグランドワークの手法が活かされている。次に大仁町の伊豆洋らんパークに内田隆久さんをたずねる。NPO伊豆の中心メンバーのお一人。観光協会長でもあるが、狩野川倶楽部の事務局もされていて、川で遊んだり、山に木を植えたりもされている。議論と同時に実践されていること、そして長期的な展望をもって取り組んでおられるところに説得力がある。夜は下田で歯医者さんをされている楠山俊介さんと魚屋の渡辺一彦さんときんめ鯛をいただきながらお話をする。きんめ鯛という一つの素材にこだわって、事業を継続的に行うこと。それが地域を面白くする重要な方法なのかもしれない。

田中さん、楠山さん
10月12日(金)
白山麓・石川郡商工会女性部の研究会が白峰で行われる。望岳苑で山口一男さん(女性部長をされている「とち餅」の竹さんの同級生とのこと)から「白峰の歴史」についてお話をうかがう。山口さんには以前大嵐山のブナ林をご案内いただいたことがあった。森のお話も面白かったが、歴史についてもよく調べていらっしゃる。白峰の町中も散策して回るが、白山本地堂の中に安置されている、かつて白山の山の上にあった仏たちは素晴らしい。そこで解説してくださった女性の語りは名調子でした。一度ご覧いただくとよいところです。

白山の仏たち
10月11日(木)
今日の午後も和倉の商店を取材して回る。最初に行った「北京」で昼食を兼ねて取材。週替わりの昼の定食、餃子、チャーシューラーメン、杏仁豆腐をいただく。チャーシューラーメンだけでも4種類もあった。餃子も手作りの味わいがよい。杏仁豆腐も手作りで食感が極めてよかった。ニューグランドホテルなどで修業していた息子さんがお父さんが倒れたので急遽戻ってこられたとのこと。それでも7年以上の経験がある。黒板に書いてあるメニューは息子さんが考えたメニューのようなので、これも試していただくとよい。ちなみにお父さんも元気になられて店に立たれている。

北京の杏仁豆腐
10月10日(水)
午前は田鶴浜商工会で広域事業の会議。中島町、能登島町と3町で体験交流メニューの実験を行うことに。日程は1月20日(日)。バードウォッチング、座禅体験、建具つくり体験、器つくり体験、牡蠣を味わう会など多様なメニューを用意したい。午後は和倉温泉の商店回り。お話をうかがうと面白い店がいくつもある。

なまこや
10月9日(火)
午前中は福井で座談会に立会い、その後、少小化問題イベントのミーティング。メディアに出ている人は時間を区切ると早く進行してくれていいですね。夕方、県庁で打ち合わせ。朝2時に起きて資料づくりをしていたので、さすがに眠い。
10月8日(月)
加賀の中央公園で行われていた「まれびとの国まつり」を見学。駐車場はどこもいっぱい。加賀市役所と加賀温泉駅からシャトルバスを出していたので、お客さんの数はすごく多かった。しらいみちよさんのコンサートもあったので、そこまで見ていた。ガーデンラリーの評価を何人かにうかがうが、総じてよかったし、お客さんもそこそこ入っているようだ。帰りに加賀温泉駅の前に出来た「KAGA旅・まちネット」をたずねる。事務局長の岡田さんがいたので、今後のことについて意見交換。とにかく広域的なネットワークづくり情報発信を積極的に行ってほしい。

しらいみちよさん
10月7日(日)
坂のまちアートinやつおを観に行く。今年から始まった一般家庭や商店のお宝・アート作品の展示もかなりの数あって楽しめました。それぞれいいものをお持ちですし、展示の仕方にセンスが感じられます。野の花展もますます凝ってきています。八尾高校生達の手打ちそばやフリーマーケットも人気でした。町全体で行っているという感じになってきました。10日商いに最初から参加されている福井呉服店さんはコーナーをきれいにされ、いつも小物を扱われるようになっています。イベントで実験したことを本格的に展開するといういいモデルです。

民家の玄関
10月6日(土)
昼は門前の手仕事屋でもりそばをいただく。放生市の準備で総持寺通りは歩行者天国になっていた。市は連休中に行われるとのこと。午後は輪島市文化会館で地域づくり推進協議会の運営委員会。輪島実行委員会との認識のズレは感じつつも、11月17日の「地域づくりわんたたき」をなんとか成功させましょう。
10月5日(金)
午前は教育委員会で打ち合わせ。帰りに森づくりの事務局に寄る。森づくり関係の活動をされている皆さんに一度集まっていただきましょう。「ボランティアとエコツーリズムをつなぐ!」をテーマに議論してみてもいい。それも森の中や木造の素晴らしい空間で。夜は石引でコミュニティビジネス委員会。いよいよアンケートの実施へ。
10月4日(木)
商工会の広域の事業で福野、井波、庄川、利賀を観て回る。素材はあるのだが、商品化のための取り組みが行われていない感じだ。最初にいった安居寺も素晴らしい雰囲気だが訪れる人は少ない。井波の瑞泉寺もいい。語りの方も名調子で面白かった。それぞれについて人を楽しませるソフトウエアの開発が不可欠ですね。
10月3日(水)
五箇山商工会の40周年記念の地域づくりフォーラムに参加。基調講演は門前の星野さんが「むらおこしは人おこし」というテーマでしていただく。後半のパネルディスカッションのコーディネーターを担当するが、五箇山とうふを作っている岩崎喜平さんと流木を素材に商品開発をしているかんでんエルファームの岩崎実さんの話も面白かった。初めて五箇山に泊まる。
10月2日(火)
午前は福井で定例のミーティング。午後は柳田村で「能登の手帳Vol.2」の企画会議。輪島、珠洲の情報も盛り込んで、ボリュームアップを図る。買っていただけるものを作りたいもの。夜は城端で桜が池周辺の保全と活用を考えるワークショップ。即、実践できそうなアイデアが出てきた。歩くスキーは早速行ってほしいものです。10月20日、21日には体験型のイベント「彩菜まつり」が行われます。
10月1日(月)
夕方から、加賀で食と工芸プロジェクトのミーティング。リーダー・丸谷さんの別邸で行われたので、柿の葉寿司や煮物などを御馳走になる。手作りの品は美味しい。企画案を提案し、メンバーの皆さんからご意見をいただくが、今日も面白い議論が展開された。新たな施策や手法の開発のためのプロジェクトとしての意義は高い。

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