◆電気屋さんから手芸店へ
お店を始めて55年。昔はショッピングセンター「シーサイド」内で電気屋をしていました。ミシンの販売をしていた父の傍らで母が裁縫をしていましたが、20年ほど前に今の場所に手芸用品店として店を構えました。
お店では、主に布や毛糸、手芸用品、洋裁部品などを取り扱っています。最近では、パッチワークが人気があります。
◆人が集まれば手芸サロンに
昔は、「嫁に行く前には、機械編みを習う」という習慣がありました。その頃は、機械編みの教室をやっていましたが、今はそのような習慣がなくなったのでやっていません。要請があれば出張教室を行なっています。直接、「教えて!」と来店されるお客様には、無料で教えて下さいます。店内は、手芸を習いに来たお客様で賑わっていて、気軽に趣味を楽しめるサロンのようです。
◆お嫁に来た店長さん
ご主人は勤め人なので、お嫁に来た奥様がお店を切り盛りしています。お嫁に来た店長さんですが、元々裁縫は得意でした。家庭科の教師をしていたお母様の影響で、幼い頃からお裁縫に親しんでいました。そんな環境で育ったことで、何の抵抗もなく浴衣を作ったり、編み物をしていたそうです。
この日、店長さんが着ていた洋服も手作りのもの。ご自身で着る洋服も作ってしまいます!
◆手作り商品
店内には手作りした商品が並んでいます。編みぐるみやマフラー、帽子など。中でも帽子は人気商品!ひとつひとつ手作りのため、数に限りがありますが、丁寧に作られた商品はしっかりしていて、どこかあたたかさがあります。「なかなかお客様に満足いただける商品を作るのは難しい」と言う店長さんですが、どれもかわいい帽子が並んでいました。 |
さまざまな布を取り揃えています。
刺し子のクッションカバー
手作りの帽子
店内には店長のお母様が作ったパッチワークがいっぱい!古布を使ったかわいいバッグや人形は人気商品!
|