◆銭湯画絵師・中島さんが描いた見附島
日本で数少ない「銭湯絵師」の中島さんとの出会いは、東京の銭湯でした。ある時、インターネットで「珠洲」と「銭湯」を検索したら、東京で見附島が描かれた銭湯を見つけました。その絵を見に行ったら、絵を描いた中島さんを紹介していただきました。2009年の珠洲市のイベント「珠洲まるかじり」では中島さんを招待して公開絵が行われました。その時に描いた絵が宝湯の男湯にあります。
◆劇場「宝座」がはじまり
宝湯は、もともとは「宝座」という劇場がはじまりでした。旅館もやっており、旅の芸者には「温泉がある宿」と大変評判もよかったのだとか。ちょうど昭和30年頃、今のご主人のおじいさんが建築、土木など手広い経営をされていました。その時に温泉を掘ったそうです。銭湯の名前は「宝湯」。地元の地名「宝立」にちなんで宝づくしです。
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中島さんが描いた見附島
弱アルカリ性のきれいなお湯は、当時と変わらず
おばあちゃんが孫を連れて入浴
よい光景です
銭湯ダジャレ
板に「わ」で「わいた」は開店の印です
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