◆脱サラの魚屋さん
お店には「浜口鮮魚」の看板が出ていますが、こちらが「多原鮮魚」です。お店を始めて4年。水産加工の仕事をしていたご主人は脱サラし、自分でお店を始めました。その際に、昔から魚屋をしてい建物を譲り受けたので、以前のお店の名前が入ったままになっています。
◆9割が蛸島漁港の魚
お店の魚は、地元の蛸島漁港で獲れた新鮮な魚ばかり。どうしても地元で取れない魚には、地元産でないと正しく黒板に表示されています。きちんと表示することでお客様から信頼が厚いお店です。魚の名前や価格のプライスカードもわかりやすく、お客様への心配りを感じます。店内の魚にはもちろん、店前に出されている自家製の干魚にも表示があります。こちらのお客様は、6割以上が業務店です。そのため、このあたりにある多くのお店やお宿にこちらの魚が入っています。
◆タラのカゴ売り
冬場はタラが美味しい。店内には、白子やきれいに開いたタラの片身などが並んでいます。特に目に付いたのは、タラの頭や肝などの“残”がカゴ売りされていること。この時期のタラは捨てるところがありません。残は家庭でも調理される、このあたりの冬の定番メニューのようです。
◆新鮮なお魚を全国へ
魚の地方発送を行なっています。好きな魚を選んでいただき、それをその場でさばいて新鮮な状態のまま発送しています。店頭でも、その場ですぐにさばいていただけるので、より鮮度の良い状態で買うことが出来ます。 |
タラの頭は特に美味しい。
自家製の干魚。プライスもわかりやすい。
蛸島産の立派な白タラと皮ハギ
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