◆骨董市
こちらは電機屋さんですが、古物商の免許を持っていることから、店内で骨董市を始めました。商品は、九谷焼の壺や輪島塗の姿鏡、着物や和小物、掛け軸など。特に、どれも1000円の掛け軸は売れ筋。「季節ごとにお部屋の雰囲気をを変えてみるのにおすすめです」。
◆奥様が社長を務める電機屋さん
こちらの社長を務めるのは奥様。奥様は珠洲市内ではたった一人の女性の電気工事士です。今は、店頭販売よりも電機修理のウエイトの方が高くなりました。
昔は、レコードの販売もしていたという店内には、当時のレコードが並んでいました。天井を見上げるとアーティストのポスターが何枚も貼ってあります。中でも奥様のお気に入りは、中森明菜なんだそうです。
◆息子さんは角界一の小兵「駿馬」
息子さんは身長163cm、角界一小さい力士です。中学・高校と相撲部に所属。「背が低い自分は、力士にはなれない」と大学では相撲部のないところをあえて選択しました。しかし、2001年の新弟子検査の制度改正により173cmに満たなくても入門できるようになり、卒業後に間垣部屋に入門しました。平成17年には序二段で優勝を果たし、力士名も「中板」から「駿馬」に変わりました。そんな息子さんの活躍を紹介しているコーナーが店内奥にあります。
◎飯田商店街のあちこちのお店に番付表が貼ってあるのは、地元出身力士「駿馬」がいるからです。
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こちらは伊万里焼と九谷焼。
懐かしいレコードは、「珠洲市民の歌」。
息子さんのコーナー。
これまでの活躍をきれいにスクラップしてあります。
店内にある大きな番付表。
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