◆調剤薬局
平成5年から調剤を始めました。地域に一軒も調剤薬局がなかったこともあり、このあたりでは最初に手を挙げました。ですが、珠洲市の総合病院では薬局が中にあるので、当店で扱うのは、国立や県中や金大、宇出津総合病院などの遠方で診察を受けている方の処方箋になります。調剤をするには、あらゆる科に対応していくのが大変ですが、市内の他の薬屋さんと連絡を取り合って、いつでも対応できるようにしています。
◆しっかりとした薬歴管理
薬局での薬歴管理では、パソコンを導入して、これまで以上にきちんと患者さんのデータを管理できるようになりました。患者さんの服用している薬や体質、アレルギー等を記録して、患者さんに応じた服薬の指導を行います。また、薬の副作用や飲み合わせ、同じ種類の薬が出ていないかなど、きちんとチェックできるので安心です。
◆店内の一角にある「れい子の部屋」
薬剤師の玲子さんの「書」の展示コーナーを2・3年前に作りました。作品の腕前はかなりのもの。珠洲市のまちづくり会社「夢のと」商品のパッケージに書の提供もしています。作品は左手で書くのが玲子さん流。右手だと習字のようにうまく書こうと意識しすぎてしまうのだとか。書の他にも、色鮮やかな石アートや俳句なども展示してあります。玲子さんの文や絵は、どれもあたたかく前向きで、心が和みます。展示コーナーには、イスやテーブルもあり、そこでゆっくりとおしゃべりができるのもうれしいです。
◆人生を楽しく
地元のあいずみクリニックに勤めるご主人も多趣味。店内の展示コーナーには、ご主人が作った篆刻(てんこく)の作品も展示してあります。ご主人の趣味の領域は広く、版画や絵画もやっておられます。さらに、若い頃のバーテンダーの経験から自宅にプライベートバーを作るまでに。自宅バー、こちらも「れい子の部屋」では、ご主人がバーテンダーの衣装で迎えてくださいます。とことん熱中するのはご夫婦そろって一緒。「人生楽しくなければ損」と口をそろえておっしゃいます。
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店内
手作りの行灯 |
ご主人の篆刻の作品 |
ずらりと作品が並ぶ
飼い猫を描いた作品
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自宅のプライベートバー「れい子の部屋」でいただく、ご主人の特製ビーフシチュー |
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