◆セレクトされた本が並ぶ
書店に入ると、その地域の知的レベルが分かると言われますが、そのような観点で見ると、いろは書店は貴重な存在です。本はご夫妻で仕入れているが、スタッフも仕入れるようになっています。テーマを絞った本がまとめてコーナーを形成しています。それがよくて買いに来られ、まとめ買いされる人もいらっしゃいます。
◆読み聞かせコーナー
4年前に読み聞かせを店内奥のコーナーで始めました。当初は集まっていただけましたが、土曜日の午後は催しものも重なっていたりして、徐々に少なくなりました。幼稚園と保育所のお子さんが多かったのですが、お母さんと一緒じゃないといけないものだから、だんだん難しくなりました。2年ぐらいで中断しています。
◆たんぽぽの会
一方で、読み聞かせの会に参加して、出張で本を読み聞かせる活動を行っています。小学校や保育園に行っています。メンバーは30人ほどで、お世話をされる方の計画に従って出かけています。飯田保育所には月2回行っているが、毎回4名で行って一斉に読み聞かせを行います。小学校も希望されるところにお邪魔しています。
会の名前は「たんぽぽの会」。ふわふわ飛んで行って、いろんなところで花を咲かせようという主旨です。昼食時間が終わった後に行っていますが、子どもたちは、面白いおじさんがやってきたと喜んでくれているようです。珠洲の中には、他にもう一つ読み聞かせの活動を行っている会があります。
◆地域の本
珠洲や能登に関する書籍をまとめてコーナーを作り置いていますが、新刊等に気づいたら取り寄せるようにしています。地域にゆかりのある人の書かれた本も集めています。能登杜氏のふるさとなので杜氏さんに関する本も揃えています。出版社に直接お願いして送っていただいて置いているものもあります。
◆インターネットで注文された本も届く
日販さんの「本やタウン」に加盟しているので、ネットで直接注文された本が届きます。そこそこの数ですが、利用されている人もいらっしゃいます。ネットで調べて、注文される人の方が多いですが。遠方から電話で注文が届くこともあります。
◆健康関係の本が充実
自信をもっているのは健康や食に関する本を集めたコーナーで、まとめ買いされる人が多い。本でがんのことや健康について勉強して助かった人もいます。マクロビオティックの本も集めています。書籍は自分で読んで役に立つと感じた本を仕入れています。関心を持っているのはがんのことで、周辺でもがんになる人は多い。お話をしたり、本を読んでいただいたりしています。食べ物に関する本もまとめていますが、健康の基本は食にあります。
◆駄菓子も人気
駄菓子のコーナーがある書店も珍しい。CDコーナーは若者が多いので設置してあります。レンタルビデオのコーナーはお盆や正月に帰省したお子様が見たいと借りにこられることもあり、そのままになっています。
(能登スタイル・のとびとより転載)
◆「本屋親父のつぶやき」ブログで良本を紹介
店主のご主人は、毎日ブログを書いておられます。ブログでは、ご主人がおすすめする本の紹介や、地域の様子などが綴られています。
◎本屋親父のつぶやき
http://blog.goo.ne.jp/iroha_1941 |
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◎絵本の読み聞かせ
第1土曜日と第4土曜日の3時から30分ほどの予定で実施していました。 |
地域の本を集めたコーナー
マクロビオティック本が充実
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駄菓子コーナー
他ではあまり見かけないような珍しい駄菓子も見かけます。 |
CDコーナー
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ご主人・八木久さん
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