◆創業90年。先々代から続くお菓子屋
いも菓子本舗として、能登の銘菓である「いも菓子」を丁寧に作り続けてきました。いも菓子を作る工程は、まず三角に形成してあるあんにニッキの粉をまぶしながらいもの形に整えます。その上で串にさし、焼き台にのせて、オーブンで30分ほど焼き上げます。素朴な形状と、ニッキの香りが長年親しまれています。
◆午前中はパンの製造、午後は和菓子製造
和菓子屋さんのイメージが強いですが、商品の割合はパンと和菓子が半々くらいです。先代からパンを作るようになり、今ではパンが一番の売れ筋商品になっています。食料品店や保育所・小学校・一部の中学校に卸しているので、珠洲市のほとんどの子供たちが口にしています。パッケージは、昔懐かしいデザインをそのまま使用。パンの中では、販売当初からの「ネオバターロール」が一番人気がある商品です。お客様の中には、懐かしいパンが気に入って、まとめて注文する方もいらっしゃいます。
◆わかめ羊羹と珠洲の月
わかめ羊羹 |
わかめの粉末を羊羹に練りこんであります。甘さ控えめで、さっぱりとした味わいです。 |
珠洲の月 |
第20回全国菓子大博覧会で名誉大賞を受賞しました。
白あんに栗が入っていて、しっとりとした濃厚な味わいです。 |
◆新しい取り組み
「今まで作っていなかった大福を作りたい」と、ご主人。珠洲の素材を行かした活かした商品を開発中で、何ができるか楽しみです。
ネットでの販売や、地元の食材を生かした新商品の開発など、新しい取り組みを続けています。
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いもの形に整え、串に刺していく。
職人はこの道50年。
シュークリーム
シュー生地はやわらかく食べやすい。
人気商品「ネオバターロール」
パンにたっぷり乗った砂糖が美味しい。
懐かしいパッケージのパン
ジャムパン、クリームパン、チョコパン
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