◆能登大納言きんつば
こちらのおすすめ商品は、能登大納言小豆を使ったきんつば。能登大納言小豆は、全国に数ある大納言の中でも粒の大きさと宝石のような鮮やかな色が特徴です。こちらでは、2年前から「能登大納言きんつば」を作り始めました。きんつばは、6面を丁寧に焼くため根気の要る作業です。地元の方から「餡にこだわるお菓子作り」と定評のお菓子屋さんのきんつばは、「小豆の味を引き出すために、秋に収穫してから初夏までの新鮮なものしか使っていません」。そのため、秋から初夏までの季節限定商品になります。
◆創業50年のお菓子屋
創業50年のお菓子屋さんは、懐かしさを感じさせる渋い外観。和菓子だけでなく、ご注文でケーキも作っているので、店内には結婚式で実際に使われていた3段の模型のウェディングケーキが飾られています。近所の多間本家さんとは、本家と新宅の関係にあります。親戚ですが、例えば、同じいも菓子でも作り方や味は微妙に違っています。その違いを探るために両店のお菓子をめぐるのも楽しそうです。
◆わかめ最中
わかめ最中は、地域の食材を使ったお菓子の一つです。わかめは地元で採れたものを使っています。粉末にし、餡に混ぜてわかめ餡を作り、わかめ型の最中に包みます。ほのかに磯の香りがする、さっぱりと食べやすいお菓子です。
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懐かしいたたずまいのお店。
壁面の小づちと小判も面白い。
いも菓子は全国大菓子博で金賞を受賞しました。
こちらがわかめ最中。
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