【優秀賞受賞】 農産加工品(漬物)◎ 

野菜の収穫が始まるとくーちゃん漬けを作つ季節

くーちゃん漬け

 くーちゃん漬けは、石子地域で収穫した野菜のお漬物。ナス、キュウリ、大根の3種類で3姉妹が揃う。夏野菜のナスとキュウリを、パックに詰めて仕上げる作業の合間にお話を伺った。


 野菜は、いっぺん塩漬けにしたものを使うと美味しくなる。前日のうちに流水で塩抜きし、午前中にだし汁に漬け込んだ。
 どうしたら素材そのものの美味しさがハッキリ出るか。昔からの漬け方をベースに試作を重ねていった。ナスには何がふさわしいか。キュウリには?
 最終的に辿りついたのが、キュウリにはレモンと生姜。ナスにはやっぱり唐辛子が美味しい。大根には青ジソと白ゴマ。色付けにナスを少し加えている。


 くーちゃん漬けに使われるのは、石子で元々作っていた野菜ばかり。収穫が始まると、同時にくーちゃん漬けの季節でもある。収穫期は畑の作業の傍ら漬物づくり。農作業の合間に大きい桶に塩蔵していく。
 「塩蔵すると1年でも2年でも保存できますから」
 味付けがきつくなく、惣菜感覚なので、おかずやお弁当の一品としても好評。コリッと歯ごたえがよく、お酒にも合う。梅干の苦手な子どものお握りに、くーちゃんキュウリを入れているよ、という声もいただいた。
 「お勤めの忙しい方にも冷蔵庫に常備して使ってもらえるかな」


 現在12名の仲間で、くーちゃん漬けの他に「九谷味噌」や、唐辛子がピリリと美味しい「なんばみそ」も商品化している。「なんばみそ」はこの辺りの伝承料理で、ゴハンやおでんに合う付け味噌。冬は体が温まり、風邪をひかないという。昔からの知恵の産物でもある人気商品。
 他に、イベント時には押し寿しなども作っている。味噌づくりから始まって25年が経った。元気な女性たちが笑顔で作り続けている農村の味が揃っている。



【くーちゃん三姉妹】
 ナス[120g] ‥‥260
 キュウリ[120g] ‥‥260
 大根[120g] ‥‥260

[地元産材料]野菜は全て、石子生産組合産


石子生産組合加工部会

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