川原畳店
Tel. 0768-62-0440


 所在地 ◇ 石川県鳳珠郡能登町字宇出津山分2-77
 〒 ◇ 927-0431

 
営業時間 ◇8:00〜18:00
 定休日 ◇日曜日
 
お話しくださった方 ◇ 川原 重章さん


日本産の畳表はやっぱり違う

青々とした畳は気持ちよい。
新しい畳の独特の香りが広がります。

■畳のへりは斜め
 畳は、縁を落とす時の微妙な角度によって、畳を入れる際に、入れやすいかどうかが違ってきます。畳は、微妙に下の方が二分ほど狭くなっている。それによって、敷く時に、収まり易いし、浮き上がったりしなくなるんです。

■畳の縁を踏まない
 畳の縁を踏む踏まんという話は、お茶をやっている人には追求している人がいますね。畳一枚に対して何歩で歩くということ。水屋にしても、自分が何歩で行って来られるかということで、置く場所が決まる。畳の目を数える人もおいでます。
 縁を踏まないというのは、お寺の畳では紋縁を使っているさかい、紋は絶対踏まんということもあるんじゃないかな。偉い人が入る部屋には、紋が入った縁が使われます。

■畳の表替え
 昔は7〜8年くらいで表を代えていたかもしれないね。昔は裏も使ったけど、最近は表替えだけなっている。15年から20年くらいはもつ。
 昔は上敷きというのはなかったけれど、今は上敷きがあるので、長もちする。畳はとにかく敷いてあれば良いという人が多いかな。

■最後に畳を見る
 人間は人の家に入って、一番最初にどこを見るかというと、畳を見るという人はおらん。一番先には床の間を見る。床の間を見て、「あれ、立派な掛け物が掛かっているね」と言う。その次に天井を見る。天井をひとしきり眺めて、最後に座ってから畳を見る。
 畳は一番最後。

■畳のへり
 最近は変わったへりのものも増えています。どのようなへりを付けるか、それはお客さんの考え方次第です。ただ、ぱぁっとしたところに座りたいのか、心を落ち着けさせたいのか。
 人間が一番落ち着くのは茶室。茶室に座ってはじめて、精神が統一して、お茶を楽しめる。その時の畳のへりは何ですかというと黒、黒が原点なんです。


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