かみこ鮮魚
Tel. 0768-62-1248


  所在地 ◇ 石川県鳳珠郡能登町字宇出津新1-157
  〒 ◇927-0432
  営業時間 ◇ 8:30〜19:00
  定休日 ◇ 日曜日
  お話しくださった方 ◇ 紙子 大輔さん

古くからの港町・宇出津の魚はおまかせ

◆宇出津のブリ
 宇出津で揚がる一番大きい魚は、やっぱりブリですね。14〜15キロのもたまにあるけど、普通は大きくて11〜12キロくらいですね。シイラもでかい。10メートルくらいのクジラも揚がるけど、鯨はバラしてしまうからな。
 一年に数回、50〜100キロ以上のマグロが揚がるけど、滅多に無いもの。そういうときは発泡スチロールの箱じゃ負けてしまうから、でっかい木の箱を使う。
 店に並ぶ鮮魚は、年間50〜60種類。宇出津の市場でセリに出るものは、7、8割扱ってると思う。
 宇出津はたくさん種類が捕れる。ブランド化した魚はないけど、ブリだけはやっぱり、「氷見のブリよりも、こっちのが良いですよ」て。
 スルメイカはもちろん多いけれども、最近少なくなった。今年(H15)はアジも全然。サバも全盛期の何十分の1。


◆自家製の鰹節
 鰹節は、今は自分でする人ておらんねえ。昔はよく、家で鰹節作るために、カツオとかトビウオを30本40本と買っていってくれた。今はそんな人は全くと言って良い程いない。

◆日本海側のクジラ肉
 鯨はもう、若い人は食べないんじゃないかな。とにかくロスが出ないように、固定客を見付けておいてさばく。半分くらいは金沢、大阪、京都など、外の人です。希少価値で、グルメブームみたいな影響もあるんやろな。

◆ここらの人は新鮮な鯨肉だけ
 網に入ってすぐなのか、1日死んでたのか、すぐ分かる。そんな時は、こんなにクジラが好きな街やけど、魚屋さんは誰も買いませんし、お客さんが来て、「ないんか?」と聞かれても、「お客さんにはすすめられません」と答えると、お客さんはそれで納得。



◆顔を思い浮かべながらセリ市を

 お客さんに美味しい魚を食べてもらいたいって気持ちは守っとる。あとは、宇出津で捕れた地元の魚。せっかく宇出津に美味しい魚がたくさんあるから、みんなにいっぱい食べて欲しい。特に子どもたちに思うね。


 お客さんの好き嫌いも大体分かってますから、お客さんの顔を思い出しながらのセリですね。で、「これ買ってきたよ」って言うと大体買いますね。
 やっぱり新しいうちに食べて欲しい。宇出津でお買い物するお母さん方は、魚のことよく知ってて、ちゃんと考えながら買ってくれるから、「心配」ってことはない。

◆鮮魚を土産に
 最近、町内で宿泊していったお客さんが、「お土産に」ってわざわざ戻ってきてくれる。そういう紹介が多い。店の前の道は観光客が通らないから、フラッと来て買っていく方はほとんどいない。
 むしろ、地元に残ってる人が、「息子に送ってくれ」とかは、年間、結構ある。あとは帰省された時に寄って行くとか、遠方から注文してくる方も何軒もある。そんな方も最初は贈られて知ったという方です。


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