西日本の方々、特に企業の方々へ
・まずはBusiness as Usualで、一切「自粛」などせずに、大いに働き、大いに食事をしていただき、日本経済の底力を支えて下さい。
・現在、外国の一部報道では、日本に対する扇情的な記事が出ています。そのことが、日本経済に対する「風評被害」につながりかねませんので、そのためにも、海外の知人から、お見舞いメールなど来た際には、「日本全体は問題ない、国民の大半は落ち着いて行動している、私たちは平常の生活を行い、被災地を色々と支援している。」という趣旨の情報発信を御願いします。フランス政府は、自国民の国外退去のための特別機を用意しているそうですが、このようなことは報道されればされるほど、日本に対する風評被害が広がります。
・私自身、海外の知人からのお見舞いメールには、「東京にいる我々は、計画停電に協力し、お昼ご飯のメニューが限定されていることと電車の本数が少ないのはちょっと不便だが、皆で協力している。もし被災地への連帯の意思を表したいということであれば、ぜひ、日本赤十字社の義援金口座に寄付して下さい。」と返信するようにしています。このメールの末尾に、日赤の義援金口座への海外からの送金方法を添付します。
・日本に対する風評被害が発生しますと、例えば、我々がかけている保険の再保険料が値上がりしたり、被災地の企業が復興資金を国際市場で調達しようとしたりする際に、不当に高い金利をふっかけられることになります。
・西日本の企業は被災地が必要とする物資を臨時に大いに増産して正当な利益をあげて下さい。それが被災地復興の財源につながります。よろしければ、その利益の一部でも被災者への義援金に寄付して下さい。
・西日本で「自粛」などされては、日本経済全体が沈んでしまいます。
・その上で、被災地の復興が始まったら、ぜひ、東北の産品を積極的に買って下さい。
よろしく御願いします。
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