グルーヴィの米づくり
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米づくりのプロセス 農 場 の 環 境 お米の成長日記 今 井 さん 紹 介

(昨年のようす)
'08 米づくり成長日記 '08 スタッフのコメント

「私たちは、能登の農家、今井さんのご協力で米づくりに取り組みました。」



グルーヴィの米づくり

成長日記
田んぼの様子をお伝えしていきます。


Topics!

 2009年12月10日(金) 天気 晴れ
 精米の日を迎え、「へいよもん」パッケージが完成しました!

[PDF]

[PDF]
◎ 「へいよもん通信」は、こちらからご覧いただけます。
いまい農場さんで保管されていたお米を精米してもらい、袋詰め作業を行ないました。グルーヴィスタッフが作ったお米は、いまい農場さんの屋号から「へいよもん」と命名しました。
今年はパッケージデザインから飾りづくり、梱包まで、女性スタッフを中心に行なったのですが、お米の量が倍になったため予想していたよりも大変な作業でした。米袋のパッケージには紅白の水引に見立てた紙紐をあしらい、「へいよもん」おにぎりを飾りました。

パッケージと一緒に、「へいよもん通信(かわら版風)」も制作しました。田んぼの様子や、米づくりへの思いをつづっています。田んぼの中で楽しそうに作業し、遊んでいる子どもたちの様子もご覧ください。(上記PDFからご覧になれます。)

さて、今年も無事に米づくりを終えました。2年目の米づくりを振り返ると、作業工程がわかっている分、少し余裕ができて、去年見えなかったものがおぼろげに見えてきました。と言っても、私たちが行なったのは、田植え、稲刈り、脱穀の作業だけですが・・・。それでも、春には裸足で田んぼに入り、こんなにも多様な生物がいるものなのかと感動し、夏を迎える前は、なかなか梅雨が明けな〜い(T T)と天気をうかがっていました。実りの秋が近づけば、人の田んぼの出来が妙に気になりだし、お米への愛着や関心が増したことは確かです。

11月中旬、私は一人、田んぼの水源をたどる散歩に出掛けました。水はお米にとって重要です。山の中できれいな清流を確認し、「やっぱりお米が美味しい訳だ!」と意気揚々と帰ってきたのでした(^^)。来年はどんな発見があるのか楽しみです!


 2009年10月30日(金) 天気 晴れ
 脱穀しました!


天日で干されていたグルーヴィの稲は、10月中旬頃に台風がきたことで昨年よりも少し早めに室内に保管されていました。心配していましたが、水分量はまずまずだということでした。
一安心です(^^)
 
脱穀前の稲穂 脱穀後の籾
秋晴れの気持ちのいい日になりました。
9時半にいまい農場にお邪魔し、作業開始。今回は大人だけの選抜メンバー(グルーヴィスタッフ)、5人でやってきました。
稲をコンバインに通して穂と藁に分けていきます。今年は去年の倍の面積になった分、作業量も倍になるのでは・・・と覚悟していたのですが、機械の力はありがたいものです。田植えや稲刈りの手作業に比べたら格段に早く進みました。
最後に、お米を無駄にしないように稲穂を拾い集めます。みんなで一生懸命つくったお米ですから、隅々までチェックしました。

残った藁は無駄にせず、また藁だけをまとめていきます。
2年目になると、結ぶのも手馴れたもんです(笑)
今井さんによると、きれいに積み上げた藁は近くの畳屋さんに使ってもらうのだとか。
グルーヴィの米づくりは、意外にも“畳”に進化しようとしていました!
これは予想できませんでした(^^)有効に活用してもらえてよかったです。

午前中いっぱいかけて作業は終了。作業後は今井さんが用意してくれたおにぎりとお茶で一休み。体を使った後で、太陽の下で食べるおにぎりは格別な味です。日本人でよかったと思える瞬間でした。
こうして、今年のグルーヴィの米づくりは一段落しました。
この後はいまい農場さんで籾摺り、精米をしてもらうだけです。待ちに待った新米が食べらる日も近そうです!

体重をかけつつ・・・
藁の束をまとめていきます。
落穂拾い中です。 美味しいおにぎりと
柿をいただきました!

 2009年9月26日(土) 天気 晴れ
 いよいよ刈り取りです!


「お米とれたーー!!」
子供たちの初めての稲刈り体験
こどもたちの米づくり絵日記は

只今製作中により
もうしばらくお待ち
下さいm(. .)m
今年の稲刈りは、田んぼの面積が去年の倍(10アール)になったため、一条刈りのバインダーを導入することになりました。手刈りと平行して行ないましたが、それでも大変な作業でした(^^;)

初めて目にする「バインダー」は、とても理屈な機械で、一定量を刈り取ったら勝手に縄に結ばれコロッと落ちる・・・「これぞ文明の利器!」と感心してしまいました。しかし、しばらくしてバインダーのタイヤの故障。あわてて2号機を導入するも、ガス欠でガソリンを注入したりと、機械の限界を感じてしまいました(^^;)人の手が一番確実で低燃費ですね。

10アールの田んぼを全て刈り取るのに、約3時間半ほど。その後は、はさ代わりのハウスの支柱に稲を干しました。奥能登に行くとまだまだ目にする光景も、この辺り(中能登)ではほとんど見かけなくなりました。近所の人にめずらしそうに見られながらの作業でした。

その間、子供たちは、稲刈りと例の生き物観察を交互に繰り返していました。田んぼには、カエルやトンボやバッタがたくさんいます。今回は子供たちの人数が少し増えた分、生き物たちの負担も増えたようで、遊んでもらったカエルは口をぱっくり。相当、疲れた様子でした・・・。生き物たちもお疲れ様でした。

ようやく全ての作業を終えて、昼食にありつけたのは2時半でした。
最初にいただいた、今井家自家製「梅ジュース」は疲れた体に染み渡りました。今年も今井家でたくさんの煮しめ料理をいただき、おなかいっぱい。それでも子供たちは元気に外を走り回っていました。大人たちはというと・・・ばたんきゅー。本当に疲れました(x x )

今年は子供たちの元気な声に励まされ、なんとかへこたれずに終えることが出来ました。子供たちが一株刈り取るごとに叫んだ「お米とれたーー!」は本当に和みました。
これから稲を天日で乾燥させて、10月の中旬頃に脱穀をします。
今年のお米の出来は上々です(^^)!!

途中降板するも出だしは好調だった
バインダー1号機
こちらは手作業・・・
この作業が意外と大変なんです。
小さなバッタもみつけました。
刈り取った稲をまとめます・・・
今井家で昼食
わいわい、がやがや、クタクタ(^^;)
主役はバインダーに奪われたものの
ずーっと元気いっぱいだった子供たち!

 2009年9月21日(月) 天気 晴れ
 黄金色の稲

秋の大型連休、3日目。
すっきりと晴れて、気持ちのいい日になりました。あちこちで稲刈りの様子も見られ、稲刈り日和です♪グルーヴィの田んぼは黄金色の稲がたわわに実り、刈り入れ準備万端です!

少し倒れてしまったところもありますが→

今井さんによると「今年の出来は好調」だとか(^^)♪
さて、待ちに待った稲刈りまでもう少し。いい天気になりますように!

 2009年9月7日(月) 天気 晴れ
 色づきだした稲穂

今日は暑い一日になりました。照りつける日差しが痛いほどです。

グルーヴィの田んぼはますます色づき、稲穂がたわわに実っています。刈り取りも間近です!今井さんによると、「今年は涼しかったので、稲の分けつが少なく、それでいて丈が高いので、きゃしゃで倒れやすい」とのこと。しかし、グルーヴィの田んぼを見渡すと・・・どれもシャン!としています!頭を垂れ、風になびく姿は勇ましいほどでした。
グルーヴィの稲は、やせていたって丈夫なんです(^^)

稲刈りは26日に行なう予定です。

 2009年8月30日(日) 天気 晴れ
 夏の終わり

グルーヴィの田んぼは、稲穂が実り、頭が垂れるようになりました。

最近、朝晩が冷えるようになりましたが、この寒暖の差が美味しいお米を育てます。その理由は、夜に無駄なエネルギーを消耗せずに、養分を穂に蓄えることが出来るからです。つまり、日中に体力を消耗しても、夜が涼しいことでしっかり休むことができます。寝苦しい夜はゆっくり休めない、人間と一緒ですね。お米も人間も、寝る子は美味しく育つようです。

今年も美味しいお米が出来そうですよ〜!

 2009年8月14日(金) 天気 晴れ
 梅雨明け


先週、長い梅雨がようやく明けました。

今年は日本各地で自然災害に見舞われた夏になりました。被害に遭われた方には、心からお見舞い申し上げます。

グルーヴィの田んぼでは、稲が無事に出穂期を迎えています。青い稲穂が付いていました!
稲の花も見られました。少しわかりにくいですが、白いのが花です。→

 2009年7月31日(金) 天気 曇り
 天敵の到来
天敵の到来です。
この時期になると田んぼに雑草が目立ってきます。グルーヴィの田んぼは、1回だけ除草をしているのでほとんど目立ちませんが、それでも雑草は生えてきます。来年こそはスタッフで草取りの作業もしたいところです。

そして今年の夏は気温が低い!今井さん曰く、「これからの気温が重要になってくる」のだそうです。人間にとっては涼しくて過ごしやすい夏も、作物の収量が減ってしまうのは考えものです。夏は暑くないといけませんね。

 2009年7月11日(土) 天気 晴れ
 涼しい夏


ここのところ雨がよく降り、涼しい日が続いていました。

気温が低いと苗が分けつしにくいと言われています。稲が太らず、分けつが進まないと、お米の収量も減ってしまいます。
グルーヴィの今年のお米の出来が心配です・・・。

 2009年6月30日(火) 天気 曇り
 梅雨入り
6月の中旬に北陸地方は梅雨入りしました。今日もどんよりと曇っています。
グルーヴィの田んぼは、苗がどんどん分けつし、鮮やかな緑色になっていました。
見回っていると、田んぼの端にかわいい苗を発見!1本だけの苗、子供たちが植えたのでしょうか。きっと周りに負けず、どんどん成長してくれるはずです。

 2009年6月11日(木) 天気 晴れ
 田んぼの生き物
今日はすっきりと晴れて気持ちのいい一日になりました。

そんな日には足が軽くなり、グルーヴィの田んぼの畦道を走り出したところ、パン!と何かがぶつかりました。そしてドボン。トノサマガエルが足にぶつかって田んぼの横を流れる川に落ち、気絶していました。
この田んぼには、本当にたくさんのカエルたちがいます。タニシやカワニナも見られました。生き物たちが暮らしやすい環境なんでしょうね。生き物たちと共存していくためにも、人間中心的な行動は控えないと・・・(^^;)
苗は、ピン!とたくましく成長しています→

 2009年6月6日(土) 天気 雨
 2週間後
2週間が経ちました。

苗の分けつが進み、緑色が濃くなってきたのがわかります。ただし、ここで苗を多く植えすぎところとの差がよくわかるようになりました。
真ん中がやけに濃く見えます・・・。
植える際、3〜4本でよいところを5〜6本、もしくはそれ以上を植えのだと思います。手植えの利点として、「苗を少なく、浅く植えることが出来るので、稲が成長しやすい」ということですが、ついつい多く植えたくなるんですよね。

・・・すみません、そこは私が植えました。

 2009年5月24日(日) 天気 曇り
 一日目
一晩寝かせた田んぼです。
昨日とは打って変わって、水面が落ち着き静かです。
これから1週間ほどすると、稲がピン!となり、もう少したくましくなる予定です。

 2009年5月23日(土) 天気 晴れ
 2年目の田植えです!
今年の主役は元気いっぱいの子供たち!

楽しかった思い出を絵日記にしてくれました。
こどもたちの
米づくり


空ちゃんの
絵日記

Click!

今年も始まりました!「グルーヴィの米づくり」。
去年同様、中能登のいまい農場さんにご協力いただき、田んぼの面積を2倍の大きさ(10アール)にしての米づくりです。

さてさて、2年目の田植えですが、今年は面積を大きくした分、参加者も増えました!グルーヴィスタッフとその家族ら総勢19名。みんな裸足になって田んぼに入り、手で苗を植えていきました。今井さんが枠をコロコロ転がし、枠の線の上に3〜4本の苗をひたすら植えます。今回は面積が広いので、大変な作業になるのでは・・・と予想していましたが、今年は4人の子どもたちが頑張ってくれました!!

子どもたちは、裸足になるやいなや、田んぼにまっしぐらーーー!
最初から最後まで、一生懸命田植えをしました。洋服がどろどろでも、顔に泥が付いていても気にしな〜い、気にしな〜い。カエルやタニシも見つけ、田んぼの生き物たちにも興味津々。たくさん捕まえて、生き物観察が始まりました。観察の後は、ちゃんと田んぼに帰してあげました。

約2時間半の作業で田植えは無事に終了。植え終わった田んぼを見ると・・・苗がたくさん植わっているところや、少ないところなど、バラバラです。そして、枠の線に沿って植えたはずが、やっぱりガタガタ。
「こんなので丈夫に育つかな〜」。そんな声も聞こえました。


お昼は、今井さんのご自宅でいただきました。まだまだ旬の筍やキャベツ、たくさんの煮しめ料理はやっぱり美味しい。自然の中で作業し、美味しいご飯をいただけるって素晴らしいことですね。
ご飯の後は、今井さんのご自宅の周りを散策。子供たちは相変わらす元気いっぱい走り回っていました。
子どもたちのパワーに圧倒された一日でした。

今年も美味しいお米が出来ますように〜(^^)!


枠をコロコロ転がして跡をつけます。 最初はみんな同じ方向を
向いていたのに・・・。
スカーフつきの麦わら帽子は必需品!
ビニール袋にカエルをいっぱい
集める子供たち・・・やってくれます!
本日のヒーローたち。
戦いの後のいっぱいはうまい!
今井さんのご自宅でいただいた
煮しめ料理。

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