宇佐美 拓也

宇佐美 拓也さん(うさみ たくや)

新潟県出身。2011年から星の観察館「満天星」で働く。主にプラネタリウムの解説や天体観測会を担当している。プラネタリウムが縁で能登にIターン。

星の観察館「満天星」 プラネタリウム
〒928-0331 石川県鳳珠郡能登町字上町ロ1-1
TEL.0768-76-0101(木曜休館、8月無休)
http://mantenboshi.jp/

地元・佐渡の満天の星

01高校3年の夏、塾の帰りに何気なく空を見上げたら、満天の星空でした。単純にきれいだなと思い、星に興味を持ちました。そのときは星と宇宙を結び付けられていませんでしたが、雑誌『Newton(ニュートン)』の天文写真に惹かれ、宇宙にもハマっていきました。ちょうど進路に悩んでいたので、とにかく今学びたいものを学ぼうと思い、宇宙物理の大学に進みました。

長野から能登の学芸員に

02学芸員の資格を取っていたので、修士2年の時から長野市のプラネタリウムで嘱託職員として働いていました。2年の雇用期限が迫る頃に、ちょうど能登町で学芸員の募集があり、こちらに就職が決まりました。以前にプラネタリウムの研修会で能登に来たことがあったので、移住に不安はありませんでした。佐渡と言葉に共通点がありましたし、空気も似ているような気がします。

プラネタリウムの仕事

03主にプラネタリウムの解説をしています。長野で働いていた頃、解説デビューするまでに1ヶ月間練習しました。話し方はここで鍛えられました。お客様の表情が見えない分、反応が気になります。お子様はまだ分かりやすいですが、大人の方はジーっと見ているので余計難しいですね。プラネタリウムは寝てOKです。「寝てもいいですよ」とお声掛けしています。 夏場は天体観測会を毎日実施しています。地域の小学校や公民館の行事で出向くこともあります。客足が減る冬場に、上映するコンテンツ制作などを行っています。

星の面白さを広めたい

04能登はすっきり晴れていれば、プラネタリウムと同じくらいきれいな星空を見ることができます。月が出ていない日で、富山湾の漁火がないことが条件です。 今後は参加者が能動的に参加できる企画を考えられたらなと思っています。例えば、望遠鏡を作ったり、星座早見盤を使って星を見てみたり。家に帰ってから、また空を見上げてもらえるようになってほしいです。たくさんの人が星を楽しんで、宇宙を感じてもらいたいですね。

聞き手/小山可奈子(中央大4年) (2013年8月に取材しました)

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