第14回 平成21年(2009年)10月10日(土)〜12日(月・祝) アートとまち空間の融合。そして人と人の交歓
坂のまちアートinやつお

出展作品・作家紹介
会場ナンバー/ 会場名 <町名> / 作家名 [ジャンル]
1 数納邸 <西新町>/長岡達雄・由美子[工芸(砂子)]


<長岡 達雄>  (社)日本工芸会 正会員
昭和39 京表具、長岡静寿堂の7代目となる
昭和56 日本伝統工芸展 初入選
昭和58 日米首脳会談に、砂子二曲屏風「遠山」が使用される
昭和60 「現代の名工」表彰
平成10 「黄綬褒章」受章
平成13 イギリスにおける日本年にちなみ、
      ウエッジウッド本店に砂子屏風展示
<長岡 由美子>  (社)日本工芸会 正会員
昭和62 京都嵯峨美術短期大学 日本画科卒業
           卒展にて教育後援会奨励賞受賞
平成4 日本伝統工芸展初入選
平成20 となみ野美術展にて部門賞受賞


2 柚木邸 <西新町>/鵜飼文代[人形]
人形作家
1983年より人形制作を始める
1989年 横浜市ギャラリーパリスにて初個展
1990年 京都市より富山県八尾町に移住 八尾人形教室を開講
1992年 高岡市アルファにて人形教室展
1993年 富山市民プラザにて創作人形とアンティークドール展
富山市民プラザ手作り教室 アンティークドール講師

3 羽間邸 <西町>/牛島辰馬[木彫]
木彫人形を作り続け、40年ほど経ちました。まだまた創りたい形には程遠く、これからの一日、一日を大切に作り続けたいと思っています。
1950 富山市に生まれる
1967 日展評議委員 横山 一夢氏に入門。木彫人形を始める
1988 ウッドコンクールにて、最高賞「岡本太郎賞」受賞
1993 この頃より全国各地にて人形展を開始

1994〜99 アートスペースカワモト(富山)、1996〜2007 四緑園ギャラリー(金沢)、1997〜1998 ギャラリー紺(新潟)、1998 遊クラフト(金沢)、1999 ギャラリー蔵(岐阜)、1999〜2006 ギャラリーたまき(宇都宮)、2000 阪急デパート(大阪)、2006 百音ギャラリー(神戸)、2007 大丸デパート(大阪)、2007 めいてつ・エムザデパート(金沢)、2008 大和デパート(金沢)

4 舟崎邸 <諏訪町>/鈴木建郎[洋画(水彩)]
 方向を変えて、町の姿に目を向けてみました。八尾の町はうしろ姿が美しい。いろんな場所から八尾の町のうしろ姿を描いています。
 八尾の町裏、描いてみるとますます新しい面白さ、新しい美しさが発見できるような気がしています。
 おわらの美しさと八尾の町裏の美しさとは、何かつながる所があるのでしょうか。
 題して、「八尾町裏シリーズ」、この中から数点見ていただきたいと思います。

5 島崎邸(別邸) <諏訪町>/長谷川敬雅[建具]
坂のまちアート2003より毎回出展。
建具の技術を生かした、新しい発想の立体、平面作品を発信しています。

6a 山田邸(別邸) <諏訪町>/土屋 裕[木工]
木工歴16年、家具工房アートブリーズ主宰

6b 山田邸(別邸) <諏訪町>/竹野小百合[絵画(アクリル)]
2000年 高山市にて初の個展を開催。
2001年 第2回作品展(富山市)
2005年 第3回作品展(高山市)
2007年 第4回作品展(高山市)、坂のまちアートに初参加。
2008年 坂のまちアート2回目の出品、他グループ展多数。
 自分の心の中の映像を他の皆様とも分かち合えたら、と思いながら絵を描いています。
 去年、一昨年と、ふるさとの八尾の町で作品を発表する機会を得、とても感謝しています。今年も町の皆様や来訪者の方々と、楽しい時を過ごせたら、と思っています。

7 山田邸 <諏訪町>/古川 歩[インスタレーション]
1969年 富山県高岡市に生まれる
1994年 愛知県設楽町、岐阜県上矢作町で制作活動
1996年 空間造形富山'96優秀賞受賞八尾町桐谷にて制作を始める
この年より全国各地で個展を中心に作品を発表

8 布谷邸(ガレージ) <諏訪町>/井上佳乃子[平面]

9a 胡風居 <諏訪町>/荒井白扇[篆刻]

9b 胡風居 <諏訪町>/鈴木甲一郎・山本征世[切り絵と立体造形]

<鈴木甲一郎>
坂のまちアートの出品では、映像作家やピアニストなどとコラボレーションを行っている。今回は建築士・山本 敬氏の助言をいただきながら、切り絵作家・山本柾世氏とのコラボレーションを企画する。
<山本柾世>
八尾の旧町において、設計事務所兼アトリエにて、夫・山本 敬と活動中。彫刻で使われる用語で、「動勢」という言葉があります。止まっているのに動いて見えるような形のもつ要素。今回の坂のまちアートで造形作家・鈴木甲一郎氏とコラボレーションする切り絵に、「動勢」を感じてもらえたらと思っています。列車が気持ちよく走れる空間を目指します、

10 越中八尾郵便局 <諏訪町>/浅野則夫[写真]
1989年 日本海美術展
1991年 新鋭選抜とやま20人展総集展モダンアート展
1992年 北陸中日美術展
1993年 ART/EX/TOYAMA展
1994年 ART/EX/TOYAMA展
1995年 日本海美術展
1997年 モダンアート展北陸中日美術展

11a 城ヶ山ポケットパーク <諏訪町>/創作集団 夢殿[石材彫刻]
 坂のまちアートinやつおの二回目より参加していますので、十年以上も御世話になっています。その間、一昨年までは一貫して昆虫をテーマに作品造りをしてきましたが、昨年から『漢字』をテーマに変え、今年も作品造りをしたいと思っています。昨年の題は、ずばり『石』でしたが、最初に割りと取り組みやすいものにしてしまいましたので、今少し頭を悩めています。しかしながら、悩んだ時の方が良い作品が出来る傾向にありますので、御期待下さい。又、昨年から新メンバーも加わってがんばっています。

11b 城ヶ山ポケットパーク <諏訪町>/あさのひろし。[インスタレーション]
足元の見慣れた身近な自然の中から
一枚の絵によって微笑が生まれるストーリーがはじまる、
そんな作品づくりの中で、一番笑ってるのは自分なんです。
http://ameblo.jp/iikeshikida1/

12a 鍋田邸 <諏訪町>/富山省三[立体]

12b 鍋田邸 <諏訪町>/ニシダツトム[立体]

12c 鍋田邸 <諏訪町>/舘 寿弥[絵画(アクリル)]

13 政所邸(八尾の御稽古場) <諏訪町>/長根尾幸子[絵画(絵手紙)]
 ・美術文化協会、児童文学研究会、県洋画連盟会員
 ・ひなげし文庫、母子絵画教室、ぱすてるらんど幸教室主宰
 ・富山県民会館パステル画教室講師
昭和44〜58年 故・島田雄二氏に師事
昭和53年 富山県展大賞 ほか出展多数
昭和55〜平成11年 3人展 2回、個展(油彩画・パステル画・水彩画)35回
昭和59〜62年 空海の道をたずねて展 3回(昭和56年四国88ケ寺巡礼)、北陸の観音をたずねて展 2回(北陸33ケ寺巡礼215回)、西国の観音をたずねて展 2回(西国33ケ寺巡礼)
平成3年 神通峡美術展 優秀賞

14 小蔵亀寿堂 <上新町>/野上純子・松下美沙[インスタレーション・一人芝居]
どこか懐かしく、感傷的な匂い。
耳に心地良く響く、水の音。
足の裏を刺激する、坂の道の感触。
なにか特別な、坂のまち。
このまちの、日常の一角で、いつもと違う日常をつくってみたい。
<野上純子(旧・片岡)> インスタレーション
代表作品「えんぴつ」シリーズ、「イマジン・ボックス」
<松下美沙> 一人芝居
東京を拠点に活動。劇場ではない空間に可能性を求め、制作発表。05年6月に現代美術製作所(東京)、同年10月に坂のまちアートにて、二人のコラボレーション公演を開催。

15 野原邸 <上新町>/山本二郎[絵画(油彩)]
1938年2月 高岡市に生まれる
1990年 富山県消防学校長
1978年 一水会連続入選
1988年 第14回 大洋会展に大洋賞受賞
1995年 富山光風会会員、現在に至る
富山県洋画連盟会員
元富山二科会写真部会員

16 花島おわら堂 <上新町>/清水利昭[絵画(油彩・テンペラ)]
平成13年 第52回勤美展 厚生労働大臣賞
平成18年 第4回富山ねんりん美術展 最優秀賞
平成19年 第51回新槐樹社展 新人賞
平成19年 第62回県展 奨励賞
平成20年 第4回富山市美術展 市展大賞
「おわら」の地方(じかた)を中心に描いています。
画面に、哀調や風の表現が出来ればと思っています。

17 旧数納邸 <上新町>/佐野昭子[絵画(油彩)]
アンデパンダン展、上野の森絵画大賞展、二紀展、新鋭選とやま20人展、神通峡美術展、富山県展 等に出品
受賞4回 個展27回、 富山県・上市町・大山町 買上げ
現在無所属、アートスタジオ佐野主宰
ああ あれは いつかみた
谷間の夢のどこまでつづく とおいそら
真っ赤に燃えるあかね色・・・・

18a 坂のまち美術館 <上新町>/岩田長峯[切り絵]
 絵を観ただけで作者がわかる、と言うのは善し悪しである。長く培ってきたテーマや技法に磨きをかけられるのも一時期の事。大抵は、売れ筋の作品をバリエーションと称して作り続けなければならない作家の悲しい業にハマってしまう。生活?の為、私も同様の苦しみにもがくことがある。
 それでも一ヶ所、二ヶ所と、新しい手法や構図等、従来の流れに逆らった試みを出そうとする。うまく行くことは少ない。その末のタッチが輝いて見える日が来るだろうか?以前と違った微笑みを見せてくれるだろうか?
 答はいつも展覧会にある!

18b 坂のまち美術館 <上新町>/岩城隆宏[陶芸]
1946年 富山市、桜町に生まれる
1970年 東京にてデザイン研究所 「ユニオン・アド・ブレーン」を設立
1976年 陶芸を志し、佐賀県の唐津焼窯元「菅の谷窯」へ入門
1982年 佐賀県窯業試験場(素地・釉薬科)卒業
1983年 富山県八尾町に登り窯を築窯し作陶に入る
1987年 日本工芸会富山支部会員

18c 坂のまち美術館 <上新町>/平井千香子[絵画(日本画)]

18d 坂のまち美術館 <上新町>/宇津孝志[木彫刻]
1952年 婦中町に生まれる
1977年 日展初出品以後33回入選
1982年 婦中町熊野保育園壁画制作
1987年 八尾町おわらのモニュメント制作
1991年 第46回県展大賞
1991年 第1回井波木彫国際キャンプ招待
1994年 チェコ国際木彫キャンプ招待
1995年 第24回日彫展日彫賞受賞
1996年 第28回日展特選
1997年 文化庁主催31回現代美術展招待
1998年 第30回日展特選
1999年 第33回現代美術展招待

19 ギャラリー翠華堂 <上新町>/書道研究 晴巒会[書]
今回のテーマ「玄関に掛ける書」

20

島崎邸 <上新町>/小林さち [チョークアート]

チョークアートは、イギリスのパブやオーストラリアの店先でよく見られる、黒板に絵や文字を描くアートです。
見る者人の目を引く鮮やかな発色と、グラデーションの美しさが特徴です。
指を使って描くため、他の絵にはない楽しさがあります。

[活動歴]2007年、2008年 坂のまちアート出展

21 聳庵 <上新町>/女川マリ子[絵画(油彩)]
富山市美術展 入選 入賞、富山県展 入選5回
個展 3回
2000年より「坂のまちアート」に出展
冬の青空を見上げていて───本当のことは沈黙のなかにある。沈黙は球(まあ)るい。空に浮び、跳び、遊ぶ。沈黙は地におり葉緑になる。意志ある球形、響きあう球形になる。───と春待ちでいた。
のに、初夏の今、我家から1m距(へだた)りで、カルガモの5個の抱卵を発見。このこころのざわつきは、春の想いを空の彼方へと追いやってしまいそう。まだ、手綱は放していないけれど。

22 井山呉服店 <上新町>/山田翔光・福田久美子[造形]
秋の八尾を、書とテーブルコーディネイトと飾花でディスプレーします。
<山田翔光> 書家&空間プロデューサー
八尾町上新町商店街の“のれん”デザインを手がける。
ファミリーパーク“キャンドルナイト”空間ディスプレー、東京ドームテーブルウェアコンテスト入賞、富山県景観広告賞受賞など。
<福田久美子> フラワークリエイター
生活空間の室礼
和と洋の花に洗練された独自の美意識を重ねて提案し、活動を行う。
常に花本来の美しさを追求し、日本の歳時の行事のアレンジの普及に努める。

23 仁市商店 <上新町>/中嶋大道[ステンレス彫刻]
タイトルは「象虫だぞう」
誰も見たことのない彫刻、誰も作ったことのない作品を制作したいと思っています。
1998 世界デザイン博覧会参加
2002 テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」アートバトル2002参加
2004 東京都多摩動物公園「トノサマバッタ」雌雄制作
2005 北陸電力志賀原子力発電所「ウサギのモニュメント」制作
2008 横浜ランドマークタワー69階スカイガーデン個展
2009 玉川高島屋SC本館屋上彫刻展

24 水上はきもの店 <上新町>/さくらいしもん[絵画(水彩)]
今年の5月に宇奈月のセレネでの展示を1ヶ月間させていただいてから、とても冨山を身近に感じています。是非、八尾の素敵な町並の中で展示をしてみたいです。
2009・5月 宇奈月国際会館セレネオープンギャラリー個展
2009・7月 黒部氏 YASUKOハウス個展
2009・8月 戸隠ランプ個展

25 杉山邸 <上新町>/渡辺敏彦[版画(シルクスクリーン)]
2001・2004 棟方記念版画大賞展
2004・2009 版画展
2007・2008 越中アートフェスタ入賞
 富山県洋画連盟会員、高岡市美術作家連盟会員、日本版画協会所属
2000年よりシルクスクリーンにて作品を創っています。シルクでしかできない表現、シルクでしか出せない味わいにこだわって創っています。
今年から、八尾の和紙を使った作品にも挑戦しています。

26 旧鏡町公民館跡地 <鏡町>/富山大学附属小学校22組with古川歩[造形]

27a 杉風荘 <鏡町>/庄川クラフト会[木工]
私たち「庄川クラフト会」会友は、昭和63年4月より今年で20数年の月日が経ちました。会員は少数ですが、異業職種の同志の寄り合い勉強会が始まりで、今日まで色々の講師を招き、聞き、話し、又皆で試作品作り、又持ち寄り、講師を囲み、ディスカッションを重ねて参りました。
又毎年、庄川木工まつりに合わせ、テーマを設けた発表会を兼ね、展示即売で参加しています。又先進地研修旅行等の活動をしています。

27b 杉風荘 <鏡町>/笹川むもん[平面(額小品)]
もう、古い人間の部類となり、ひたすらアナログの世界でくらしております。という訳で、感動するのも、制作するモノも、アナログです。精神はどちらとも言えません。
79〜94 日展15回入選
84〜94 日彫展 84、85、86、87 連続受賞
86 県展大賞
87 日彫賞
93 ポーランド石彫ワークショップ招待
97 現代日本美術展入賞 マロニエ文化賞
99 国民文化祭彫刻コンクールで大賞
03 神通峡美術展でグランプリ
06 となみ野美術展でグランプリ、アートナウKANAZAWAグランプリ

27c 杉風荘 <鏡町>/丘工房〈林 素生、丘まち子〉[切り絵と乾漆彫像]
<丘 まち子>はさみで切り出す和紙きりえ製作歴23年になります。日本きりえ協会会員
<林 素生>彫塑製作歴50年。もっぱら乾漆像を作っています。
 私達は『丘工房』として、坂のまちアート出展12回になりました。染め和紙のきりえと乾漆彫像との異質の組み合わせで、小宇宙の出現を心掛けてきました。
 八尾の町屋の一室を展示空間にするという試みを、毎年新しい構想で実現しているつもりです。私達が作品に込めるメッセージを、見る方々に伝えることを願って・・・。

28 橘邸 <鏡町>/門田基子[フラワーデザイン]
 自然からの贈り物である植物のさまざまな部分──枝、つる、葉、花、実などと、石、炭などをベースに使って花をデザインする。
 私どもはこれを、“花くばり”と呼んでいます。吸水性スポンジ等を使わないで花をデザインした、花くばりのベースは、見えても美しく、見せることによってデザイン性を高めることもできます。
 花をデザインする人の心くばりが、美しい花くばりを生むものであると、私どもは学んでいます。

29 長谷川邸 <鏡町>/作家グループ「ランブラ」[写真・洋画・彫刻・工芸]

 昨年から、作家グループ「ランブラ」で出展させていただきました。
 分野の異なる4人のコラボレーションで、一つの空間をしつらえていきます。
 響き合う心が表現できれば、鑑賞の方と共々に楽しめると考え、取り組みます。

(写真:金山嘉宏、洋画:新田晴夫、彫刻:森 美佐子、工芸:黒田 学

30 旧八尾民芸紙業社 <上新町>/岡部俊彦[インスタレーション]
タイトル「時の無花果・空の結晶」
 倉庫、空家、車庫などの室内空間に、私は生命をテーマとしたインスタレーションを展開する。この場に植物や動物などの生命体のイメージを設置し、そこから光が生まれ、時間と空間が生み出され、生命が誕生し、精神が進化し、結晶化するといった物語を紡ぎだしたい。
 光、ガラス、プラスチック、金属が織りなす不思議な世界。ぜひ、中に入って、そして、会場を巡ってほしい。いつもとは違った風景が見える、いつもとは違ったことを感じるはずである。

photo/橋本文良

31a 山田昇邸 <鏡町>/中山明美[ワイヤーアート]
1974年 草月流入門
1994年 ニュージーランドワカタネ市花展参加
1994年 ワイヤーアート活動開始
2004年 金沢にてワイヤーアート個展(テーマ/りぼん)
2004年 香林坊せせらぎ通り「縁結び」祭りワイヤーリボンアート(子供達とイベント)
2004年 能登ロイヤルホテル「フレンチを愉しむ」のウェルカムディスプレー
2008年 富山オーバードホールにて、和太鼓「花鏡」とコラボレーション

31b 山田昇邸 <鏡町>/飛騨山静恵[市松人形]
 早いもので、坂のまちアートに参加させていただくようになりまして、昨年までに6回になりました。その間来場された多くのお客様にかけていただいた言葉を励みにして、人形制作に取り組んできました。
 幼い女の子の友達として何百年も伝えられた市松人形を、これからもつくり続けたいと思っています。
 また今年は、もっとリアルな造形のお人形にも取り組んでいます。髪も結ったり、体とお顔も現実にいそうなお人形もつくりたいと思ってがんばっておりますので、そちらの方もごらんいただきたいなと思っております。

32 桂樹舎 <鏡町>/古川通泰 【遺作展】 [絵画(油彩)]
言語以上の伝達方法と考えている。
1940年 高岡市生れ
1982年 この年より絵画の道に入る
1990年 ニューヨーク個展
1995年 ドイツベルリン個展
2000年 北日本大賞展 特別賞
新制作協会会員

33 桂樹舎(民族工芸館) <鏡町>/長谷川奈保子[屏風]
グローバルな時代において、日本人であることを自覚し、
現代精神の表現としての「和」を発信していこうと考えています。

34 杉山薬房 <東町>/ポスター展
平成8年から始まった「坂のまちアート」。以来ずっと「坂のまちアート」のポスター製作に携わっていただいたのが「押切基之氏」です。歴史と伝統が、今でも街のあちこちの景観に色濃く残る八尾町旧市街地。そんな八尾町の景色を、押切さん独自の視点で毎回オリジナリティ溢れるポスターに仕上げていただいています。いわば押切基之作品展とも言うべき「ポスター展」を今年も開催いたしました。

35 おわら資料館 <東町>/中西真三[立体]
二紀会同人
個展/金沢・青森・東京

36 玉旭酒造 <東町>/池田忠利[漂着物アートとデジタル画]
1943年・佐賀県伊万里市生まれ
2003年・個展/画廊 響き(東京)
     月の砂漠記念館企画[池田忠利展](千葉)
2004年・個展/ベルリン日独センター(ドイツ)、
     GALERIA BWA(ポーランド)、画廊 響き(東京)
2005年・個展/ギャラリーとわーる(福岡)、画廊 響き(東京)
2006年・個展/ストライプハウスギャラリー・アートスペース繭(東京)
2007年・個展/ギャラリーとわーる(福岡)、
     いすみ市水彩ギャラリー・ギャラリー幸七(千葉)
2008年・個展/ジェムアート・ストライプハウスギャラリー・ギャラリーolive eye(東京)
2001年、2005年[坂のまちアートinやつお]に出品、その他グループ展多数

37a 八尾毛利館 <東町>/松本昌子[人形]
 あまり先の事は考えずに、目の前にある事をかたづけていたら、今に至ったという感じです。
 以前より自分の時間を持てるようになったので、ひとつひとつの作品展を大切にしていきたいと思っています。
 今年は坂のまちアートの後、静岡富士宮のギャラリーで、そのあとは長野上田市のギャラリーで、作品展の予定です。

37b 八尾毛利館 <東町>/岡本杏華[書]
[中央展]
産経国際書展、産経国際書会代表展、産経書のアート展
[県内展]
冨山縣展、冨山市展、社中展と各展覧会に発表

37c 八尾毛利館 <東町>/若崎文絵[絵画(日本画)]
2004年 県展 新人賞
2006年 日春展 入選
2007年〜2009年 県展 入選
2008年 市展 入選
越中アートフェスタ 三回入選
坂のまちアートinやつお 三回出品

38a ふらっと館 <東町>/青山ゼミ[写真]
 私達「青山ゼミ」は、北日本新聞カルチャー写真の青山清寛教室の卒業生で、写真大好き人間の集まりです。
 活動を始めて10年になりますが、互いに各公募店に出展し、研鑽に努めています。月1回の例会では、青山講師の指導のもと、撮り集めた写真で勉強しています。
 「青山ゼミ」では、“風の盆”と“坂のまち”のコラボレーションをテーマに、又自然、日本の原風景などを撮り続け、本の出版にも参画しています。坂のまちの魅力を発信し続ける「坂のまちアート展」にぜひ参加して、私達も共に伸び続けたいと思っています。
 意欲作をご高覧下さい。

38b ふらっと館 <東町>/加藤松子[パッチワーク]
タイトル/「Quilt-age:82」(82歳のキルト)
1926年 鳥取県生まれ 吹田市在住
1983年 パッチワークキルトに出会い、制作を始める
1986年 大阪府吹田市パッチワークキルトスタジオ「アトリエMIMIKO」に所属。本格的にキルト制作に取り組む。
以来、さまざまア作品展に数多く出展
2004年 台湾キルト博出展
2007年 京都市美術館「京都キルト展」出展など
キルトは、乳癌手術後のリハビリにと、60歳から始めました。
坂のまちアート出展への機会に恵まれ、うれしく感謝いたしております。

39a 宮田旅館 <西町>cat capsule Company(佐藤忠博)[木彫]
1970年 福島県生まれ
1998年 宇津孝志氏に入門
2001年 国展 入選
2003年 サトー製作所開業
      富山県展 大賞
2007年 福島県立美術館長賞
      南砺いなみ国際木彫刻キャンプ
2008年 
cat capsule Company結成、上畠アート08
2009年 第83回国展彫刻部 奨励賞

39b 宮田旅館 <西町>/川俣成人[絵画(水彩)]
2006、2007、2008 東京美術館 東京展出展
2007 アールエスポワール展 入選
2008 アールエスポワール展 世田谷区長賞
雑誌掲載/F1速報、ライディングスポーツ、サライ、いきいき水彩画 他
八尾町を題材とした沢山の作品を描いて、1人でも多くの方に見て頂ければ、幸いです。

40 高宗 <西町>/菅谷 茂[剪画]
八尾とおわらと生きていきたい。
楽しくて八尾 哀しくて八尾。
楽しくておわら 哀しくておわら。
越中八尾の和紙を剪ることで、
八尾を、そしておわらを表現していきたい。



第14回-出展作家の方々一覧(敬称略) 50音順
青山ゼミ
浅野則夫
あさのひろし。
荒井白扇
池田忠利
井上佳乃子
岩城隆宏
岩田長峯
鵜飼文代
牛島辰馬

宇津孝志
丘工房〈林 素生、丘まち子〉
岡部俊彦

岡本杏華
女川マリ子
加藤松子
門田基子
川俣成人
cat capsule Company(佐藤忠博)
小林さち
作家グループ「ランブラ」
金山嘉宏、新田晴夫、森 美佐子、黒田 学)
さくらいしもん
笹川むもん

佐野昭子
清水利昭

庄川クラフト会
書道研究 晴巒会
菅谷 茂
鈴木甲一郎・山本征世
鈴木建郎
創作集団 夢殿
竹野小百合
舘 寿弥
土屋 裕
富山省三
富山大学附属小学校2年2組with古川歩
長岡達雄・由美子
中嶋大道
長根尾幸子
中西真三
中山明美
ニシダツトム
野上純子・松下美沙
長谷川奈保子
長谷川敬雅
飛騨山静恵
平井千香子
古川 歩
古川通泰
松本昌子
山田翔光・福田久美子
山本二郎
若崎文絵
渡辺敏彦


ご提供いただいたアート会場(敬称略)
西新町
数納邸
柚木邸
羽間邸
諏訪町
舟崎邸
島崎邸(別邸)
山田邸
山田邸(別邸)
布谷邸(ガレージ)
胡風居
越中八尾郵便局
城ヶ山ポケットパーク
鍋田邸
政所邸(八尾の御稽古場)
上新町
小蔵亀寿堂
野原邸
花島おわら堂
旧数納邸
坂のまち美術館
ギャラリー翠華堂
島崎邸
聳庵
井山呉服店
仁市商店
水上はきもの店
杉山邸
鏡町
旧鏡町公民館跡地
杉風荘
橘邸
長谷川邸
旧八尾民芸紙業社
山田昇邸
桂樹舎和紙文庫
桂樹舎(民族工芸館)
東町
杉山薬房
おわら資料館
玉旭酒造
八尾毛利館
ふらっと館
西町
宮田旅館
高宗


ご協賛をいただいた方々(敬称略) ※9月25日までにご協賛いただいた方々です。
SMK(株) 富山事業所
アートK
(有)浅野造園
朝日印刷(株)
朝日建設(株)
石崎産業(株)
一力
いやま呉服店
(有)うす和
越中八尾観光協会
エルバッチャ
織田幸銅器
おわら玉天本舗
(株)池田屋安兵衛商店
(株)エネックス
(株)オレンジマート
(株)キレイ堂
(株)シー・エー・ピー
(株)タイヨーパッケージ
(株)高野商店
(株)高松メッキ
(株)丸協
(株)三四五建築研究所
(株)若林商店
上新町商工振興(協)
川アや
河邊淳税理士事務所
北日本放送(株)
きたばやし接骨院
北山製麺

喫茶オカメ
喫茶 明日香
楠亭
グリルはやし
工藝まこと
小蔵亀寿堂
五省会 西能病院
小林次木事務所
今昔かたかご
そば処 権兵衛
坂のまち美術館
サロンドつどい
島崎工務店
(株)とんかつ
雑貨カフェ 新だち
杉江表具店
杉山薬房
鈴木京染店
ステーキ胡弓
数納広一
高島
タカノギケン(株)
タカノ建設(株)
高野精密工業(株)
高山林盛堂 宮川朝市店
たけしま食品
谷井昭美
玉旭酒造(有)
玉生酒分店
つばさ建設(株)
手打そば 高野
とうざわ印刷工芸(株)
富山エフエム放送(株)
富山県トラック(株)
富山市八尾山田商工会
長江屋豆腐店
中尾石材
なかや鮮魚店
なのはな農協 八尾支店
仁市商店 平野玲子
日清工業(株)
野風堂グループ
萩野医院
花島おわら堂
濱寿司
ビストロ舘
手打そば 風庵
福鶴酒造(有)
北陸銀行 八尾支店
日立マクセル(株)富山工場
水上建築設計
水上はきもの店
みやだ花月
宮田旅館
村野接骨院
八尾燃商(有)
山口和紙工房
山本マッサージ院
(有)五万石
(有)合掌
(有)桂樹舎
(有)月世界本舗
(有)栃山栄電社
(有)飛騨山建設
(有)ふくい自動車工業
よこい食料品店
吉田桂介
吉田歯科医院
吉田陶器店
林盛堂本店
山元食道
京風割烹 綿宇



第14回開催告知ポスター
■主催
坂のまちアートinやつお実行委員会
■後援
富山県
富山市
富山市教育委員会
富山市八尾山田商工会
越中八尾観光協会
坂のまち千年会議
北日本新聞社
富山新聞社
読売新聞 北陸支社
朝日新聞社 富山総局
毎日新聞 富山支局
北陸中日新聞
NHK富山放送局
北日本放送
富山テレビ放送
チューリップテレビ放送
富山エフエム放送
ケーブルテレビ富山


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